「研究成果」カテゴリーアーカイブ

牧英之准教授が飯島奨励賞を受賞

牧英之准教授は、第11回飯島賞において、飯島奨励賞を受賞しました。飯島奨励
賞は、ナノチューブ及びその関連物質についての理論・実験・応用開発に関する
優秀な業績に対して授与される賞です。
受賞対象となった研究は、「カーボンナノチューブおよびグラフェンによる電流
駆動・超高速・オンチップ発光素子」です。
第48回フラーレン・ナノチューブ・グラフェン総合シンポジウム(東京大学)に
おいて授与式が予定されております。

飯島賞の詳細はこちら


井上正樹助教がシステム制御情報学会学会賞論文賞を受賞!

4月より足立研究室に着任した井上正樹助教
が2014年度システム制御情報学会学会賞論文賞を受賞しました.
対象となった論文は, 井上正樹,新井貴行,井村順一,加嶋健司,合原一幸:動的不確かさを含むシステムのロバスト分岐解析 ―平衡点の安定性変化による局所分岐の場合―です.

おめでとうございます.


シリコン上・超高速のカーボンナノチューブ発光素子開発に初めて成功(牧英之准教授, 本多敏教授)-化合物半導体に代わる超高速・チップ上・高集積光源へ期待-

シリコン上・超高速のカーボンナノチューブ発光素子開発に初めて成功
-化合物半導体に代わる超高速・チップ上・高集積光源へ期待-

ポイント
・シリコンチップ上での高集積光源は、現在の化合物半導体では実現困難であ
り、新材料による発光素子開発が望まれている
・超高速(1~10 Gbps)なシリコン上・高集積カーボンナノチューブ黒体放射発
光素子の開発に世界で初めて成功し、高速変調性の理論的な解明にも成功
・化合物半導体に代わる新たな材料系での発光素子となり、チップ上での光イン
ターコネクト、光・電子集積回路、分析装置等への応用が期待

慶應義塾大学理工学部物理情報工学科の牧英之准教授らは、直径約1nmの微細な
一次元物質である単層カーボンナノチューブを用いて、ギガビット/秒で超高速
変調が可能なシリコン上・高集積発光素子開発に成功しました。

今回、新たな材料系としてカーボンナノチューブを利用することで、シリコン上
で小型の黒体放射発光素子の作製に成功するとともに、この発光素子が
1~10Gbps程度の高速の変調性を有していることを初めて明らかにしました。ま
た、実験と合わせて、この発光素子の高速変調性に関する理論構築にも成功しま
した。この成果は、化合物半導体に代わる新たな材料系での発光素子開発とその
高速・高集積の光技術への応用を示したものであり、光インターコネクトや光・
電子集積回路の実用化を推進することが期待されます。

本研究成果は、米国化学会発行の学術誌Nano Lettersオンライン版で公開されました。

プレスリリース全文は、こちらをご覧ください。

掲載ニュース
ASCII.jp
マイナビニュース
日刊工業新聞


導電性高分子中で磁気の流れを作り出すことに室温で初めて成功 (安藤和也 専任講師)

安藤和也専任講師らは電気を流すプラスチック「導電性高分子」の中にスピン流を作り出すことに成功し、この性質を世界で初めて明らかにしました。この成果は Nature Physics に掲載され、Nature PhysicsのNews and Views、日刊工業新聞、化学工業日報等で紹介されました。本成果はケンブリッジ大学、東北大学との共同研究によるものです。

詳細は
安藤研究室 Home Page
慶應義塾大学プレスリリース
原著論文
をご参照下さい。


藤谷教授の研究成果がJournal of the Physical Society of JapanのEditor’s choice (注目論文)に選ばれました!

当学科教員の藤谷らの研究が
Journal of the Physical Society of Japan (JPSJ)のEditor’s choice (注目論文)に選ばれました!
筆頭著者の岡本氏は当学科のOBです.

Title: Drag Coefficient of a Rigid Spherical Particle in a Near-Critical Binary Fluid Mixture
Autohrs: Ryuichi Okamoto, Youhei Fujitani, and Shigeyuki Komura

この成果は近日中に, JPSJトップページにて公開される予定です.


矢上賞表彰式典 (計測工学科 鬼島靖典氏, 谷村吉隆氏)

6月8日(土)に慶應義塾大学理工学部・大学院理工学研究科 同窓会研究教育奨励基金による
「矢上賞」表彰式典ならびに講演会が開催されました.
理工学部では「同窓会研究教育奨励基金」を設け, 理工学を原点として社会的に顕著な活躍や, 多大な社会的貢献を果たされている卒業生を奨励するため毎年表彰を行っています.
13回目となる2013年度は『矢上賞 受賞記念講演会』と題し, 6月8日(土)に表彰式典ならびに講演会を開催しました.
現役学生へのメッセージを交えた5名の受賞者による講演を多くの学生・塾員が拝聴致しました.

物理情報工学科の母体となった計測工学科から
1984年卒 谷村吉隆氏
1989年卒 鬼島靖典氏
が選ばれました.

おめでとうございます!

_MG_3607


塗るだけで出来上がる磁気-電気変換素子の開発に向けて大きな進展 (安藤和也 専任講師)

安藤和也専任講師は,東北大学原子分子材料科学高等研究機構の齊藤英治教授、ケンブリッジ大学のHenning Sirringhaus教授との共同研究で,広く普及している導電性プラスチック(PEDOT:PSS = poly(3,4-ethylenedioxythiophene) poly(styrenesulfonate))の中で磁気秩序の流れ「スピン流」が電気信号に変換されることを実証し「磁気-電気変換プラスチック」の作製に成功しました.

詳細は
安藤研究室 Home Page
東北大学プレスリリース
原著論文
を参照願います.

関連記事は, 5月8日の日経産業新聞7面でも紹介されています.


New Route to Ferromagnetic Quantum Critical Point: Dimensionality of Magnetic Correlations

日本物理学会の出版する国際論文誌 Journal of the Physical Society of Japanの
“News and Comments”にて
当学科の神原陽一准教授, 的場正憲教授, 中村哲朗君が,
京都大学 石田憲二教授, 北川俊作氏 (現 神戸大学 博士研究員)との共同研究として報告した論文
Ferromagnetic Quantum Critical Point Induced by Tuning the Magnetic Dimensionality of the Heavy-Fermion Iron Oxypnictide Ce(Ru1-xFex)PO
が磁気秩序の次元性制御による量子臨界状態実現のための新しいアプローチとして取り上げられました.

詳細はこちら


重い電子系における量子臨界点を化学的に実現することで, スピンゆらぎと二次元的な磁気秩序の相関を明らかにしました.

中村哲朗氏, 神原陽一准教授, 的場正憲教授(試料合成, 結晶構造解析)と京都大学 固体量子物理研究室 石田憲二教授, 北川俊作氏 (低温NMR測定, 磁気構造解析)との共同研究成果が
Journal of the Physical Society of JapanのEditor’s choice (注目論文)に選ばれました!
題目: Ferromagnetic Quantum Critical Point Induced by Tuning the Magnetic Dimensionality of the Heavy-Fermion Iron Oxypnictide Ce(Ru1-xFex)PO
120222_JPSJ_Edtors_choice