【プレスリリース・論文掲載】広い波長帯域の偏光を直接発生させる熱光源を開発 ー分析・センシング・光デバイスなど幅広い分野への応用に期待ー

慶應義塾大学理工学部物理情報工学科の牧英之教授、米国Rice大学電気・コンピューター学科のJunichiro Kono教授らの研究グループは、一次元のナノ材料であるカーボンナノチューブが高密度に配列・積層したカーボンナノチューブ配向膜を用いて、広波長帯域の偏光をダイレクトに発生させる電気駆動の熱光源の開発に成功しました。「熱光源からは非偏光しか得られない」といった従来の常識を覆す新しい光源であり、偏光を用いた様々な分野への応用が期待されます。

本研究成果は、2022年3月7日に米国化学会(ACS)のACS Materials Lettersオンライン版で公開されました。

ACS Materials Letters

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