2005年度 南谷研究室

■ 構成

教授

南谷晴之

共同研究員

平原修三
栃尾幸司

博士課程3年

金 相佑

博士課程1年

中楯浩康

修士課程2年

麻生研介,岩田裕美子,大橋美帆,後閑治彦,高橋亮太,谷健太郎, 松村実美子

修士課程1年

内田祥太、太田裕貴、鈴木奈穂、鶴田知幸

学部4年

小俵麻里子、海沼隼人、蒲ひかり、夏目奈奈、安永徹

■ 研究概要

「光・画像解析法による微小循環計測と細胞機能の解析」

  • マルチモーダル・フォトニックイメージングシステムの開発
  • 燐光プローブを用いた組織微小循環系の酸素代謝計測
  • 蛍光イメージング・画像相関解析による臓器・組織血流の計測
  • 微小血管のマイクロマシンモデリングと血球細胞変形能の計測
  • 光散乱法による血小板凝集能の解析と粘弾性計測
  • 腫瘍組織の新生血管構築と血流・酸素代謝のイメージング解析
  • 糖尿病と高脂血症における微小循環機能の解析
  • 血管内皮細胞と白血球、血小板の相互作用の解析
  • ELF暴露下の微小循環血流変化の計測
  • μTASによる血球細胞の機能計測

「光化学による殺細胞・血流遮断メカニズムの解析」

  • 殺細胞効果とアポトーシス機構の解明
  • 光化学反応における活性酸素産生と抑制メカニズムの解析
  • 光化学反応に伴う細胞内物質変化の共焦点イメージングと定量化
  • 光化学反応における血管内皮細胞と血小板機能の解析
  • 血栓形成と血流遮断効果におけるスカベンジャ機能の解析
  • 「臨床診断治療装置の開発と生体生理機能の解析」
  • 近赤外スペクトルスコピーによる血中酸素飽和度の無侵襲計測
  • 糖尿病性神経伝導速度異常診断装置
  • ストレス負荷ラットの心拍・血圧・体温の長時間モニタリング
  • 顔表情運動の画像解析と臨床応用・顔面神経麻痺診断システムの開発
  • 眼球運動・眼振・瞳孔計測システムの開発と臨床応用

■ 共同研究機関

慶応義塾大学医学部、国立埼玉病院、東京医科歯科大学生体材料研究所、東海大学医学部、国立感染症研究所

■ 研究成果

「原著論文」

  • Suzuki N., Sekizuka E., Terao S., Ishikawa M., Ogino H., Oshio C., Minamitani H.:Simulataneous analysis of leukocyte-platelet dynamics in cerebral ischemia and reperfusion by use of the multicolor imaging, Microcirculation Annual, 21, pp.45-46, 2005.
  • Hirose Y., Sekizuka E., Hokari R., Miura S., Oshio C., Gokan H., Uchida S., Minamitani H.:Dysfunction of endothelial cells under high glucose and static pressure condition, Microcirculation Annual, 21, pp.83-84, 2005.
  • 田中一郎、南谷晴之、國弘幸伸、中島龍夫:コンピュータ画像の動的解析による顔面神経麻痺治癒経過の定量的評価法、末梢神経再建―up date―、PEPARS, 3, pp.59-68, 2005
  • Fujisawa N., Masuda T., Inaoka H., Fukuoka Y., Ishida A., Minamitani H.:Human standing posture control system depending on adopted strategies, Medical & Biological Engineering & Computing, 43, pp.107-114, 2005.
  • 平原修三、南谷晴之:毛管内の液体トナー表面に色材が凝集する現象の解析、日本画像学会誌, 44(1), pp22-27, 2005.
  • Hirose Y., Sekizuka E., Nakadate H., Ozawa T., Minamitani H., Oshio C., Ishii H.:Role of oxidative stress in interaction between endothelial cells and platelets in diabetes, Organ Microcirculation – A Gateway to Diagnostic and Therapeutic Interventions – , pp.239-241, ed. by H.Ishii, M.Suematsu, K.Tanishita, H.Suzuki, Springer-Verlag Tokyo, 2005.
  • 田中一郎、南谷晴之:Optical Flowを利用した顔面表情運動の三次元的・定量的評価法、Facial Nerve Research Jpn., 25, pp64-65, 2005.

「国際会議論文」

  • Tanaka I., Minamitani H., Nakajima T.:Three dimensional video analysis of facial movements using optical flow, Abstracts 10th Int. Facial Nerve Symposium, O22, pp.41-42, 2005-9, (Maastricht, The Netherlands).
  • Minamitani H., Tanaka I.:Three dimensional video analysis and diagnosis of facial nerve palsy based on optical flow method, Abstracts 10th Int. Facial Nerve Symposium, P06, pp.42-43, 2005-9, (Maastricht, The Netherlands).

「学会発表」

  • Suzuki N., Sekizuka E., Ishikawa M., Oshio C., Minamitani H.:Analysis of the hypoxia /reoxygenation-induced leukocyte-platelet complex formation by use of the multicolor imaging, 第31回日本微小循環学会抄録集、pp39, 2006-2(東京)
  • Ishikawa M., Sekizuka E., Noriyuki Yamaguchi, Minamitani H.:AngiotensinⅡtype 1 receptor signaling contributes to P-selectin and PSGL-1 mediated platelet-leukocyte- endothelial cell interactions, pp39, 2006-2(東京)
  • 松村実美子、長尾朋和、三川浩輝、村山研、大川原明子、南谷晴之、鈴木和男:血管炎発症機構の解析:MPO-ANCAと好中球の糸球体内皮細胞への作用、第28回分子生物学会抄録集、 2005-12(福岡)
  • 石川真実、関塚永一、山口則之、南谷晴之:脳微小循環における白血球・血小板の接着現象とアンギオテンシン、第28回日本血栓止血学会学術集会抄録集、pp544,2005-11(福岡)
  • 太田裕貴、南谷晴之、内田翔太、鶴田知幸、中楯浩康、関塚永一:血小板・白血球の内皮細胞粘着に対するイブジラストの作用の検討、第28回日本血栓止血学会学術集会抄録集、pp576,2005-11(福岡)
  • 鈴木奈穂、関塚永一、石川真実、穂刈量太、寺尾聰、大塩力、南谷晴之:マルチカラーイメージングを用いた虚血再灌流時における白血球-血小板複合体形成因子の決定、第28回日本血栓止血学会学術集会抄録集、pp584,2005-11(福岡)
  • 関塚永一、大塩力、南谷晴之:糖尿病における血球と微小循環系の障害-微小循環イメージングと糖尿病性細小血管障害機構の解明-、第12回日本ヘモレオロジー学会抄録集、pp37, 2005-11(京都)
  • 中楯浩康、関塚永一、大塩力、南谷晴之:圧力およびせん断応力を同時制御可能なPulsatile Flow Systemの開発、第12回日本ヘモレオロジー学会抄録集、pp52, 2005-11(京都)
  • 鈴木奈穂、関塚永一、石川真実、寺尾聰、山口則之、大塩力、中楯浩康、南谷晴之:マルチカラーイメージングを用いた白血球と血小板動態の同時解析、第12回日本ヘモレオロジー学会抄録集、pp53, 2005-11(京都)
  • 南谷晴之、内田祥太、中楯浩康、関塚永一、大塩力:LSPAおよびMC-FANを用いた血小板凝集・粘着能定量化の問題点、第12回日本ヘモレオロジー学会抄録集、pp57, 2005-11(京都)
  • 南谷晴之、渋谷典子、中楯浩康、関塚永一、大塩力:新生血管構築過程のイメージング解析-VEGF,bFGFモデルと腫瘍モデルの比較-、第14回日本バイオイメージング学会学術集会要旨集、pp.127-128,2005-10(東京)
  • 太田裕貴、守屋智子、高橋未帆、長尾朋和、南谷晴之:光化学反応によるアポトーシス誘導メカニズムのイメージング解析、第14回日本バイオイメージング学会学術集会要旨集、pp.142-143、2005-10(東京)
  • 松村実美子、長尾朋和、三川浩輝、村山研、大川原明子、南谷晴之、鈴木和男:血管炎発症機構の解析:MPO-ANCAと好中球の糸球体内皮細胞への作用、第14回日本バイオイメージング学会学術集会要旨集、pp.144-145、2005-10(東京)
  • 太田裕貴、高橋未帆、松村実美子、中楯浩康、南谷晴之:光化学反応による内皮細胞傷害のイメージング、第14回日本バイオイメージング学会学術集会要旨集、pp.146-147、2005-10(東京)
  • 鶴田知幸、星野昭芳、山本健二、南谷晴之:半導体ナノ粒子・量子ドットの体内動態解析、第14回日本バイオイメージング学会学術集会要旨集、pp.150-151、2005-10(東京)
  • 鈴木奈穂、関塚永一、石川真実、寺尾聰、大塩力、南谷晴之:マルチカラーイメージングを用いたin vivo脳虚血再灌流モデルにおける白血球・血小板動態の同時解析、第14回日本バイオイメージング学会学術集会要旨集、pp.152-153,2005-10(東京)
  • 松村実美子、長尾朋和、三川浩輝、村山 研、大川原明子、南谷晴之、鈴木和男:血管炎発症機構の解析:MPO-ANCAと好中球の糸球体内皮細胞への作用、第11回MPO研究会抄録集、2005-10(福岡)
  • 南谷晴之、田中一郎、蒲ひかり:顔表情運動と顔面神経麻痺の解析診断システム、フォーラム顔学2005、第10回日本顔学会大会論文集、pp128, 2005-9(京阪奈)
  • 田中一郎、南谷晴之:Optical Flowを利用した顔面表情運動の3次元的評価法、第28回日本顔面神経研究会予稿集、pp38, 2005-6(名古屋)
  • 内田翔太、関塚永一、大塩力、広瀬耕徳、後閑治彦、南谷晴之:糖尿病病態下における血流動態の悪化の解析、第48回日本糖尿病学会年次学術集会予稿集、pp.S-163、2005-5 (神戸)
  • 荻野陽望,関塚永一,石川真実,寺尾聡,大塩力,鈴木奈穂,南谷晴之:血球別のマルチカラーイメージングを用いた糖尿病状態における脳虚血再潅流障害の発生機序の解析、第48回日本糖尿病学会年次学術集会予稿集、pp.S-246、2005-5 (神戸)
  • 後閑治彦、関塚永一、大塩力、広瀬耕徳、内田翔太、南谷晴之:高グルコース培養血管内皮細胞由来活性酸素の蛍光染色、第48回日本糖尿病学会年次学術集会予稿集、pp.S-295、2005-5 (神戸)
  • 内田祥太、関塚永一、大塩力、広瀬耕徳、後閑治彦、南谷晴之:糖尿病病態下における血流動態の悪化の解析、第48回日本糖尿病学会年次学術集会抄録集、pp.S-163,2005-5 (神戸).
  • 荻野陽望、関塚永一、石川真実、寺尾聰、大塩力、鈴木奈穂、南谷晴之:血球別のマルチカラーイメージングを用いた糖尿病状態における脳虚血再潅流障害の発生機序の解析、第48回日本糖尿病学会年次学術集会抄録集、pp.S-246,2005-5 (神戸).
  • 南谷晴之:細胞組織のイメージング、第44回日本生体医工学大会論文集、pp.87、2005-4(つくば)
  • Suzuki N., Sekizuka E., Ishikawa M., Terao S., Ogino H., Oshio C., Minamitani H.:Simultaneous analysis of leukocyte-platelet dynamics in cerebral ischemia and reperfusion by use of the multicolor imaging, Abstracts of the 30th Ann. Meeting of Jap. Soc. Microcirculation, pp.40, 2005-2 (Tokyo).
  • Hirose Y., Sekizuka E., Hokari R., Miura S., Oshio C., Gokan H., Uchida S., Minamitani H.:Dysfunction of endothelial cells under high glucose and static pressure condition, Abstracts of the 30th Ann. Meeting of Jap. Soc. Microcirculation, pp.45, 2005-2 (Tokyo).

■ 学位論文

博士論文

  • 森涼太郎「グレイスケールマスクと三次元マイクロキャピラリの製作法と応用に関する研究」(基礎理工学専攻・副査)
  • 桐山善守「腰椎運動解析のための屍体実験装置と筋骨格靱帯モデルの開発」(総合デザイン工学専攻・副査)
  • 永田 学「Performance Shaping Factors の特性化研究と人的信頼性重視保全方式の開発」(開放環境科学専攻・副査)
  • 鳥居塚崇「プラントの保全におけるスキルワークの特性化とその応用」(開放環境科学専攻・副査)
  • Phooi Yee Lau「Medical diagnosis support system based on personal multimodal images」(開放環境科学専攻・副査)

修士論文

  • 麻生研介「ラット骨格筋虚血再灌流における31P-NMRを用いたエネルギー代謝の検討:リポゾーム封入ヘモグロビンの効果」
  • 岩田裕美子「腫瘍組織の酸素化における酸素分圧変化に関する研究」
  • 大橋美帆「ガンと正常組織において共発現が変化する遺伝子群の抽出」
  • 高橋亮太「りん光寿命法を用いた酸素分圧計測および血流動態観察の基礎的検討」
  • 谷健太郎「誘電泳動力でサンプル操作を行うマイクロ化学チップの基礎的検討」
  • 松村実美子「血管炎発症機構におけるMPO-ANCAと活性化好中球による糸球体内皮細胞への作用」

卒業論文

  • 小俵麻里子「高血糖血管内皮細胞の細胞骨格に対する活性酸素の影響」
  • 海沼隼人「マイクロチャネルを用いた血液流動性測定の標準化の基礎検討」
  • 蒲ひかり「顔表情運動マルチビュー解析システムによる顔面神経麻痺の診断」
  • 夏目奈奈「骨髄細胞におけるLiposome貪食能定量化の基礎的検討」
  • 安永徹 「血小板凝集能測定を目的としたマイクロチップの研究」

■ 進路

読売新聞
キャノン
リーマンブラザース証券
フォーバル
テレビ朝日
シャープ
山梨大学医学部学士入学
慶應義塾大学院進学 2名
創価学会
富山医科歯科大学医学部学士入学
慶應義塾大学医学部医学研究科進学

■ 研究助成

  • 厚生労働科学研究費補助金(萌芽的先端医療技術推進研究事業)「超極限分子プローブによる組織障害の再生・治癒機構の解析と高精度局所診断技術の開発」(平成14年~16年、代表)
  • 文部省科学研究費・萌芽研究「3次元マイクロマシニングによる微小細管の作製と血球細胞の解析」(平成15年~17年、代表)
  • 日本学術振興会科学研究費・基盤研究B(2)「蛍光・燐光ナノプローブとフォトニック・イメージングシステムの開発とその応用-細胞・組織傷害と再生・治癒機構の機能解析-」(平成16年~18年、代表)
  • 慶應義塾大学福澤記念学事振興基金「3次元マイクロマシニングによる微小細管の製作と医療応用」(平成18年、分担)

■表彰

  • フォーラム顔学2005・第10回日本顔学会ベストアピール賞(南谷晴之)
  • 平成18年度日本微小循環学会学術奨励賞(鈴木奈穂)
  • 第14回日本バイオイメージング学会ベストイメージカールツアイス賞(鈴木奈穂)
  • 第14回日本バイオイメージング学会ベストイメージニコン賞

Dept. Applied Physics and Physico-Informatics