2005年度 小池研究室

構成

教授 小池康博

訪問講師 多加谷明広

博士課程3年

近藤篤志、牧野建志

修士2年

有賀祐太、伊藤慎、海老原祐太、川瀬大輔、鈴木恭平、高橋慶太、田中良、山崎啓太

修士1年

浅井誠、佐藤新、高沢洋樹、中間健勇、原田知明、廣瀬竜馬

学部

小池康太郎、高橋秀俊(科目履修生)、小島真実、清水聡

 

研究成果

次世代のフォトニクス材料として,新しい光機能を有するポリマーの創出と提案を行っている.フォトニクス材料として要求される「透明性」、「屈折率制御」、「偏波制御」といった機能を満足させることは、巨大な分子鎖の集合体であるポリマーでは,相互作用が複雑で不可能であるとわれてきた.当研究室では,ポリマーの光物性をその起源から究明していくことによりその相互作用を解明し,新しい光機能性ポリマーを創出、さらにはそれを利用した新しい高機能性フォトニクスデバイスの実現を目的として研究を行っている.
これまでの研究により,高分子中の不均一構造と光波は,その不均一構造の大きさのディメンジョンによって異なることがわかり,大きく4つのディメンジョンに分けられることを見いだした.それぞれのディメンジョンにおける相互作用を詳細に解析し,フォトニクスデバイスに要求される光機能へ有効に結びつけることにより新規機能性ポリマーの創出を試みている.
図1はその概念図である.以下に主な研究テーマ別に研究内容の詳細を記載する.

図1 ポリマーの不均一構造と光波の相互作用

1.超高速通信用屈折率分布型(Graded-Index, GI型)プラスチック光ファイバー(POF)とその応用

数10μm以上のマクロなオーダーのある屈折率の不均一性が存在すると(図1右端)、光の波面はポリマー内のマクロな屈折率の不均一性に従い屈折する。この現象を利用し、光ファイバーの半径方向に適切な屈折率の分布を形成することによってモード分散をコントロールし,ギガビットクラスの高速伝送機能を創出した。
GI-POFは,ギガビットクラスの高速伝送機能を有しながらポリマーという材質の最大の特徴である柔軟性を併せ持つため,オフィス内や家庭内LANなどの超短距離伝送網の特徴であり課題でもある,接続,分岐,屈曲の問題を克服する伝送媒体として有力な候補の一つとなっている.GI-POFにより,リアルタイムコミュニケーションを等身大で実現しうる超高速ネットワークの構築へ向けて,多様な研究を進めている.

1-1 超高速GI型POFの作製と最適屈折率分布設計(石榑研究室と共同)

屈折率分布型POF(GI型POF)ではそのコアに形成した屈折率分布構造により、光のモード分散をコントロールしながら光を伝搬させる。分散はPOFの伝送帯域(伝送速度)を支配する最も重要な要因であり,主なものとしてモード分散と材料分散がある。モード間で生じるモード分散は屈折率分布を高度に制御することで取り除くことが可能である。GI型POFは、ポリマーの重合過程を利用しながら添加物質(ドーパント)に分布を生じさせることで屈折率分布を与える、界面ゲル重合法を利用して作製している。屈折率分布の高精度な制御には、重合法における屈折率分布形成のメカニズムの解明が非常に重要であり、その詳細な解明を進めている。昨年度より最適分布形成プロセスの定量的解明を進めている.解析には2つの手法を主に用いており,一つは,ラマン分光分析によりポリマーやドーパントの濃度分布を定量的に測定する方法で,これにより拡散プロセスを明確化することができる.そしてもう一方はプリフォームアナライザによりプリフォームの屈折率分布を非破壊で測定し,重合過程での分布形成経時変化を観察する方法である.
これらの解析により屈折率分布形成を支配する種々のファクターについて,それぞれの分布への影響の詳細が解明されつつあり,精度の高い分布のコントロール及び,最適屈折率分布形成の作製条件について新たな知見が得られてきている.具体的にはドーパントのサイズによる影響,クラッドとなる中空管の分子量による影響が明確となり,重合温度の最適化により拡散過程と重合速度を調整し,所望の屈折率分布得るための作製条件を材料の物性にあわせてデザインすることができるようになってきている.

1-2  GI型POFにおける伝搬モードの特性解析(石榑研究室と共同)

伝搬モード特性は,高速伝送機能を付加するにあたって非常に重要であり,その評価を詳細に行うことにより, GI-POFの最適導波路設計そしてそれに伴って高速化が可能となる. GI-POFは,使用環境が家庭やオフィス内などの短距離領域が主となると考えられ,短距離POFリンクにおいて使用する光源の特性を加味した検討が必要となる.光源となるLDはスポット径が小さく,励振条件としてはUFL(Under-filled Launch)と考えられるため,UFLを想定した最適屈折率分布の設計,伝搬モード解析を行っている.
モードカップリングに関しては,その存在によりUFLによる励振条件依存性が保たれず,伝搬中に高次モード成分への結合が生じて峡帯域化に繋がってしまうことが確認された.モードカップリングは,高NA化により抑制されることがこれまでの研究によりわかっているが,高NA化に伴う屈折率分布制御の高精度化という課題が生じるため,その最適設計に注力した.その結果,新たな屈折率分布の提案に至り,しかもより簡易な方法で得られることが確認された.

1-3  超ギガビット高速通信用全フッ素化GI-POF(石榑研究室と共同)

分散の原因の一つに,屈折率の波長依存性に起因する材料分散がある.これは材料に固有のものであり、GI型POFにおける屈折率分布の制御を高精度になしてモード分散を小さくすればするほど材料分散の影響が大きくなる。したがって材料分散を如何に小さくできるかが、更なるPOFの高速化において重要となる。全フッ素化ポリマーは,材料分散が非常に小さく,更に,光通信の使用波長である近赤外域において低損失であるため,既存の石英系光ファイバーをも凌ぐ高速通信を可能にするファイバーであることがこれまでにわかっている.2004年度には,この全フッ素化GI-POFにおいて,電話線20万本に相当する10Gbpsの伝送に成功し,リアルタイム動画伝送はもちろん,膨らみ続ける情報量に十分対応できる伝送媒体として満足しうる性能を確認することができた.

1-4 多層押し出し法によるGI-POFの作製

GI-POFの量産化に向けた新たな製法として検討を続けている多層押し出し法は,コア材とクラッド材を別々に溶融させて押し出し,それを同心円状になるようにあわせた後加熱,拡散行程を経てGI-POF を得るといった方法であり,一般に,SI-POFやその他繊維の紡糸に用いられている方法である.GI-POF化に向けた様々な条件検討,主に屈折率分布制御を中心に進めているが,重要となるファクターとしては,ポリマーを溶融させて押し出すため溶融粘度,及びコア,クラッドの比率および拡散過程のコントロールがあげられ,それぞれ検討を重ねてきた.
POF化にあたっては,使用するポリマー及びドーパント添加ポリマーの溶融粘度を測定,調整を行うTry & Errorを繰り返し,ポリマーの分子量を変化させて溶融粘度の調整することにより安定したPOFの作製を可能にすることができた.また,高速伝送機能を持たせるために重要な屈折率分布の付加については,ドーパントの拡散温度,時間およびコア/クラッド比率によりコントロールしている.これまでに,屈折率分布係数αの値を2.8~4.2の範囲で得られており,拡散の条件及びスクリュー回転速度の調整によるコア/クラッド比の制御によりgの値を精度良くコントロールする可能性が見えてきている.

2.累進屈折力GRINポリマーレンズの研究

遠近両用眼鏡レンズとして注目を浴びている累進屈折力レンズを,GI型POFと同様,マクロな不均一性に従う屈折現象を利用,つまり,レンズ内に屈折率分布を有するGRINポリマーレンズにて作製することを試みている.屈折率分布を持たせることにより,曲率を変化させることなくパワーを変化させることができ,市販の累進屈折力レンズの課題である非点収差の低減が期待される.
2004年度は,屈折率分布から実際に得られるパワー分布を計算することが可能となり,それにより最適分布設計に至り,所望のパワー分布を有するレンズの作製の可能性を見いだすことができた.

3.高輝度光散乱ポリマー導光体及び光散乱機能の詳細解析

屈折率不均一性の大きさがポリマー分子コイルや高次構造の大きさ(1000Å程度)を有するようになると、屈折現象は生じず、光の波面は球面波となり散乱現象を生じる(図1中央右)。フォトニクスポリマーの高機能化を進める上では、分極率や形状に異方性のある異方性物質を用いる場合が多く、異方性物質による散乱は点や球体を前提にした既存の理論では十分に解析することが困難である。そこで異方性物質による散乱までも有効に解析することを可能とする散乱理論を目指してポリマー中での散乱現象を詳細に検討している。また散乱は、ポリマーの透明性を大きく左右する現象である一方で、光の制御手段ともなり得る現象である。すなわち散乱はフォトニクスポリマーにとって最も基本的な現象であると考えられる。このような視点から、モンテカルロ法を用いたシミュレーションによる多重散乱解析などを主な手法として散乱の基礎の解析を行っている.
液晶ディスプレイのバックライトなどの導光板にはより透明なポリマーが要求されていた中、この散乱現象を積極的に利用し、導光板自体に散乱機能を付加することで高輝度な面光源とする光散乱ポリマー導光体を提案している.現在,ポリマー固体内部に真球微粒子を分散させた材料である光散乱ポリマー導光体について,内部の多重散乱特性の詳細な検討を主に行っており,多重散乱特性は,散乱微粒子の大きさ,屈折率(光学異方性を含む),濃度をパラメータとすることで制御可能であることが示唆されてきている.光学等方性粒子の散乱挙動については,理論が確立されており,粒径,波長,そして粒子とマトリックスの相対屈折率を用いて散乱挙動を表すことができるが,光学的に異方性の粒子についてはその散乱挙動が実験的に明らかにされていない.2004年度は,光学的及び形状的異方性を有する粒子の散乱特性の解析に注力した.その結果,形状異方性を有する場合,長軸方向の偏光が強く散乱されることが確認された.また,光学異方性に由来する散乱光強度は,長軸,短軸それぞれにおける粒子とマトリックスの屈折率差に依存すると考えられ,屈折率差が大きいほど散乱光強度も大きい傾向があることがわかってきている.また,入射偏光状態を保存して散乱する光学等方性粒子に対し,異方性粒子は,偏光を解消する効果を有することが明らかとなった.

4.ポリマー複屈折の制御 -ゼロ複屈折性ポリマー-

モノマーユニットのような数~十オングストローム程度の大きさになると、もはや球面波は生じず、ポリマー内に光の分極異方性を形成し、ポリマー鎖の配向に伴い複屈折が発生する(図1中央左)。この複屈折という現象は、光の偏波を乱すため、光偏波保持を必要とする現在の高精度光学デバイスにおいては、この問題の解決が不可欠となる。今までの理論によると、屈折率は光の波長オーダーのサイズ領域における平均的な屈折率を単位として作用するとされていた。しかしこの従来の理論では必ずしも説明することができないと思われる屈折現象が見出されており、この現象を軸にポリマー中での複屈折現象を新たな視点で検討し、ゼロ複屈折性光学ポリマーのデザイン及び実用化に向けた研究を発現原理までさかのぼって進め、その消去法を提案するに至った。
これまでに,光学ポリマーの配向複屈折の消去法として「ランダム共重合法」「異方性低分子ドープ法」「異方性無機結晶ドープ法」という3つの配向複屈折の消去法を提案し,様々な複屈折の消去を試みている。異方性無機結晶ドープ法については,2003年8月,その成果がScience誌に掲載され,今まで実現できていなかった正の複屈折の消去を可能にした.2004年度は,本方法により,大きな複屈折を有する汎用ポリマーであるポリカーボネートの複屈折の消去を試み,7割程度の複屈折の消去にも成功している.一方,ポリマーの複屈折は,配向時だけではなく,応力付加により生じる光弾性複屈折というものが存在する.この光弾性複屈折についてもその消去を進めており,異方性低分子ドープ法により,その消去に成功している.
大画面・高画質薄型ディスプレイの主流である液晶ディスプレイにおいて,その6割を占めるといわれるポリマー部材のコストダウンが課題の一つとなっている.そしてそのコストの下がらない主な要因は,ポリマーの複屈折の発生を防ぐために用いられるポリマーフィルムの製造プロセスにあると言われており,ゼロ複屈折性ポリマーは,液晶ディスプレイに用いられる各種フィルム部材の製造プロセスに大きな変革をもたらし,コストを大幅に低減化するとともに高品質化をも実現する材料として,その研究に力を注いでいる.

発表論文・学会発表・特許申請など

原著論文

  1.  T. Ishigure, H. Endo, K. Ohdoko, K. Takahashi, and Y. Koike “Modal Bandwidth Enhancement in a Plastic Optical Fiber by W-Refractive Index Profile” Journal of Lightwave Technology, Vol. 23(4), pp. 1754-1762, April, 2005.
  2. F. Mikes, Y. Yang, I. Teraoka, T. Ishigure, Y. Koike, and Y. Okamoto “Synthesis and Characterization of an Amorphous Perfluoropolymer:Poly(perfluoro-2-methylene-4-methyl-1,3-dioxolane)”, Macromolecules, Vol. 38(10), pp. 4237?4245, May, 2005.
  3. H. Ohkita, K. Ishibashi, R. Tanaka, A. Tagaya, and Y. Koike, “Compensation of Photoelastic Birefringence of Polymers by Anisotropic Molecules and Analysis of Compensation Mechanism”, Japanese Journal of Applied Physics, Vol. 44(6A), pp. 3975-3982, June, 2005.
  4. K. Makino, T. Nakamura, T. Ishigure, and Y. Koike, “Analysis of Graded-Index Polymer Optical Fiber Link Performance Under Fiber Bending,” Journal of Lightwave Technology, Vol. 23(6), pp. 2062-2072, June, 2005.
  5. A. Kondo, T. Ishigure, and Y. Koike, “Fabrication Process and Optical Properties of Perdeuterated Graded-Index Polymer Optical Fiber,” Journal of Lightwave Technology, Vol. 23(8), pp.2443-2448, August, 2005.
  6. H. Ohkita, K. Ishibashi, D. Tsurumoto, A. Tagaya, and Y. Koike, “Compensation of The Photoelastic Birefringence of A Polymer by Doping with An Anisotropic Molecule,” Applied Physics A: Materials Science & Processing, Vol. 81(3), pp. 617-620, August, 2005.
  7. A. Kondo, M. Asai, R. Hirose, T. Ishigure, and Y. Koike, “GI-POF Prepared by the Dopant Diffusion Co-extrusion Process,” Nonlinear Optics Quantum Optics Concepts in Modern Optics, Vol. 34(1-4), pp. 71-75, December, 2005.
  8. H. Ohkita, K. Ishibashi, R. Tanaka, A. Tagaya, and Y. Koike, “Compensation of the photoelastic birefringence of polymers by anisotropic molecules and analysis of the compensation mechanism”, Japanese Journal of Applied Physics, Part 1-Regular Papers Short Notes and Review Papers, Vol. 44 (6A), pp. 3975-3982, June, 2005.
  9. Y. Yang, F. Mikes, L. Yang, W. Liu, Y. Koike, and Y. Okamoto, “Novel Amorphous Perfluorocopolymeric System: Copolymers of Perfluoro-2-nethylene-1, 3-dioxolane Derivatives”, Journal of Polymer Science: Part A :Polymer Chemistry, Vol. 44(5), pp. 1613-1618, March, 2006.

著書、編著

  1. 「図解 21世紀の機能材料をひも解く 高分子新材料のすべて」
    第1章 光・電子機能高分子素材 フォトニクス高分子 工業調査会2005年5月
  2. 「高分子辞典第3版」 朝倉書店 2005年6月30日
  3. 「光科学研究の最前線」プラスチック光ファイバー 国際文献印刷社 2005年8月
  4. 「ブロードバンド時代の光ファイバ The POF」POFコンソーシアム編 エヌ・ティー・エス

2005年12月

その他総説・解説

  1. 「ナノ粒子添加ゼロ複屈折性ポリマー」、多加谷明広、小池康博、月刊ディスプレイ、2005年4月号、第11巻、第4号(通巻119号)、pp. 19-24、(2005年4月)
  2. 「ゼロ複屈折性光学ポリマーの提案とその可能性」、多加谷明広、小池康博、月刊「ポリファイル」、(Polyfile)、2005年9月号, Vol. 42, No. 499, pp.21-25、(2005年9月)
  3. 「フォトニクスポリマーが拓く高速光伝送・高画質ディスプレイ」、小池康博、(財)金属鉱山会・日本鉱業協会機関誌「鉱山」、第58巻、第10号(11月号)、pp. 29-33、(2005年11月)
  4. 「プラスチック光ファイバー」POFコンソーシアム、小池康博、(社)高分子学会「高分子」第55巻第2号(2月号)pp.30、(2006年2月1日)

国際会議

・ 招待講演

  1. Y. Koike, “Novel Photonics Polymers for High-Speed and High-Quality Real-Time Communication,” International Symposium on Glass in Connection with the Annual Meeting of the International Commission on Glass, (ISG/ICG 2005), (Shanghai, China), April, 2005.
  2. Y. Koike, “Status of Photonics Polymer in Broadband Society,” 8th International Conference on Frontiers of Polymers and Advanced Materials (ICFPAM), Plenary Talk, (Cancun, Mexico), April, 2005.
  3. Y. Koike, “Status of Intelligent Photonics Polymers in Fiber-to-the-Display,” The 6th International Conference on Intelligent Materials and Systems, (ICIM’05), (Tokyo, Japan), June, 2005.
  4. Y. Koike, “Status of High-Speed Plastic Optical Fiber for Broadband Society,” The 10th OptoElectronics and Communication Conference (OECC 2005), (Seoul, Korea), July, 2005.
  5. Y. Koike, “Recent POF Technology for Broadband Society,” Electrical and Related Properties of Organic Solids and Polymers, (IUPAC ERPOS 2005), Plenary Talk, (Cargese, France), July, 2005.
  6. T. Ishigure and Y. Koike, “High-Bandwidth Plastic Optical Fibers for Very Short Reach Networks Operating at Data Rates of Over 10 Gbps,” 10th International Symposium on Microwave and Optical Technology, (ISMOT-2005), (Fukuoka, Japan), August, 2005.
  7. Y. Koike, and A. Tagaya, “Proposal of Zero-Birefringence Polymer by Hybrid Inorganic Crystal,” 11th IUPAC, International Symposium on Macromolecule-Metal Complexes (MMC-11), (Pisa, Italy), September, 2005.
  8. Y. Koike, “Status of POF for Broadband Society,” 14th International Conference on Polymer Optical Fibre, (Hong Kong, China), Plenary Talk, September, 2005.
  9. T. Ishigure and Y. Koike, “High-Bandwidth Graded-Index and W-shaped Plastic Optical Fibers for Data Rate of 10Gbps and Beyond,” 14th International Conference on Polymer Optical Fibre, (Hong Kong, China), September, 2005.
  10. K. Uehara, N. Ohtsu, T. Ishigure, and Y. Koike, “Giga-bit POF Information Network and Services in Condominium,” 14th International Conference on Polymer Optical Fibre, (Hong Kong, China), September, 2005.
  11. Y. Koike, “High-Speed Plastic Optical Fiber Network for Broadband Society,” The 12th International Conference on Unconventional Photoactive Systems, (UPS-12), (Sendai, Japan) October, 2005.
  12. Y. Koike, “Photonics Polymer,” The 11th Microoptics Conference, (MOC ’05), Tutorial Workshop, (Tokyo, Japan), October, 2005.
  13. Y. Okamoto, and Y. Koike, “Graded-Index Plastic Optical Fiber (GI-POF) and Synthesis of Novel Fluorinated Polymer for High-Performance GI-POF,” The Pacifichem 2005, (Honolulu, Hawaii, USA), December, 2005.

・ 一般発表

  1. A. Kondo, M. Asai, R. Hirose, T. Ishigure, and Y. Koike, “Preparation of Graded-Index Polymer Optical Fiber by The Co-Extrusion Process,” 8th International Conference on Frontiers of Polymers and Advanced Materials (ICFPAM), (Cancun, Mexico), April, 2005.
  2. A. Tagaya, H. Ohkita, and Y. Koike , “Zero-Birefringence Optical Polymers by Nano-Birefringent Crystals for Liquid Crystal Displays,” The European Materials Conference, European Materials Research Society Spring Meeting, E-MRS Spring Meeting, (Strasbourg, France), June, 2005.
  3. A. Tagaya, H. Ohkita, and Y. Koike, “Nano Birefringent Crystal-Doped Zero-Birefringence Optical Polymers,” The 6th International Conference on Intelligent Materials and Systems (ICIM’05), (Tokyo, Japan), July, 2005.
  4. A. Kondo, M. Asai, R. Hirose, T. Ishigure, and Y. Koike , “Control of the Refractive Index Profile in a GI-POF Prepared by the Co-extrusion Process ,” The 6th International Conference on Intelligent Materials and Systems (ICIM’05), (Tokyo, Japan), July, 2005.
  5. K. Makino, T. Ishigure, and Y. Koike, “Analysis on GI-POF Link Performance under Static Fiber Bending,” Electrical and Related Properties of Organic Solids and Polymers 2005, (IUPAC ERPOS 2005), (Corsica, France), July, 2005.
  6. Y. Ebihara, T. Ishigure, and Y. Koike, “Low Dispersion Perfluorinated Polymer Based Graded-Index Polymer Optical Fiber,” 10th International Symposium on Microwave and Optical Technology, (ISMOT-2005), (Fukuoka, Japan), August, 2005.
  7. Y. Aruga, T. Ishigure, and Y. Koike, “Propagating Mode Analysis in a PVDF Clad Graded Index Polymer Optical Fiber,” 10th International Symposium on Microwave and Optical Technology, (ISMOT-2005), (Fukuoka, Japan), August, 2005.
  8. K. Takahashi, T. Ishigure, and Y. Koike, “Dispersion Characteristics of W-shaped Plastic Optical Fiber,” 10th International Symposium on Microwave and Optical Technology, (ISMOT-2005), (Fukuoka, Japan), August, 2005.
  9. Y. Okamoto, Y. Yang, W. Liu, F. Mikes, and Y. Koike, “A novel Copolymeric System of Perfluoro-1,3-Dioxolane Compounds,” The 230th ACS National Meeting, (Washington DC, USA), August, 2005.
  10. T. Matsuzawa, A. Shimura, S. Haruyama, T. Ishigure, Y. Koike, and M. Nakagawa, “Performance Improvement of Graded-Index Plastic Optical Fiber for Train Communication Systems,” Wireless Personal Multimedia Communications, (WPMC’05), (Aalborg, Denmark), September, 2005.
  11. K. Takahashi, T. Ishigure, and Y. Koike, “High-Bandwidth W-shaped POF,” The 14th International Conference on Polymer Optical Fibre, (Hong Kong, China), September, 2005.
  12. Y. Aruga, T. Ishigure, and Y. Koike, “Propagating Mode Analysis in A PVDF Clad GI POF,” The 14th International Conference on Polymer Optical Fibre, (Hong Kong, China), September, 2005.
  13. Y. Ebihara, T. Ishigure, and Y. Koike, “Bandwidth Performance of Perfluorinated Polymer based GI POF with Optimum Refractive Index Profile,” The 14th International Conference on Polymer Optical Fibre, (Hong Kong, China), September, 2005.
  14. K. Takahashi, T. Ishigure, and Y. Koike, “High Bandwidth W-Shaped POF,” 11th Microoptics Conference, (MOC ’05), (Tokyo, Japan), October, 2005.
  15. H. Ohkita, K. Ishibashi, R. Tanaka, A. Tagaya, and Y. Koike, “Compensation for The Photoelastic Birefringence of Optical Polymer by Doping with Anisotropic Molecule,” 11th Microoptics Conference, (MOC ’05), (Tokyo, Japan), October, 2005.
  16. H. Ohkita, A. Tagaya, and Y. Koike, “Zero-Birefringence Polymer Doped with A Nano Size Birefringent Crystal,” 4th International Nanotechnology Symposium, (Dresden, Germany), November, 2005.
  17. K. Makino, T. Ishigure, and Y. Koike, “Analysis of Graded-Index Polymer Optical Fiber Link with Fiber Bending and Its Optimum Design,” International Chemical Congress of Pacific Basin Societies, Pacifichem 2005, (Hawaii, USA), December, 2005.
  18. A. Kondo, M. Asai, R. Hirose, T. Ishigure, and Y. Koike, “GI-POF Prepared by the Dopant Diffusion Co-extrusion Process,” International Chemical Congress of Pacific Basin Societies, Pacifichem 2005, (Hawaii, USA), December, 2005.

国内学会発表

・ 招待講演

  1. 「ゼロ複屈折光学フィルムと高輝度光散乱ポリマー導光体の研究動向」、小池康博、社団法人高分子学会高分子同友会勉強会、(2005年4月、東京)
  2. 「ゼロ複屈折性フォトニクスポリマー」、小池康博、多加谷明広、大喜田尚紀、第96回微小光学研究会、(2005年5月、東京)
  3. 「フォトニクスポリマーの基礎とブロードバンド社会への展開」、小池康博、多加谷明広、平成17年度繊維学会年次大会、第19回オプティックスとエレクトロニクス有機材料に関するシンポジウム、(2005年6月、岐阜)
  4. 「ブロードバンド社会を拓くフォトニクスポリマー」、小池康博、第16回プラスチック成型加工学会年次大会、(基調講演)、(2005年6月、東京)
  5. 「プラスチック光ファイバーの現状と展望」、小池康博、平成17年度第36回繊維学会夏季セミナー 、(2005年9月、新潟)
  6. 「ナノ粒子添加ゼロ複屈折性光学ポリマーと光散乱ポリマーの新展開」、小池康博、多加谷明広、社団法人プラスチック成形加工学会、第86回 講演会、(2005年9月、東京)
  7. 「私にとってのファンダメンタルズ」、小池康博、社団法人高分子学会関東支部、若手社員のための高分子基礎講座、(2005年10月、神奈川)
  8. 「フォトニクスポリマーのブロードバンド技術への展開」、小池康博、分子工学研究会(2006年3月10日)
  9. 「プラスチック光ファイバの低分散化設計と高速インターコネクトへの応用」、石榑崇明、小池康博、電子情報通信学会OPN研究会(2006年3月17日、神奈川)

・ 一般発表

  1. 「VDF クラッドGI-POF の広帯域化」、有賀祐太、大床国広、石榑崇明、小池康博、第54回高分子学会年次大会、(2005年5月、横浜)
  2. 「溶融押出法によるGI型POFの作製」、近藤篤志、浅井誠、廣瀬竜馬、石榑崇明、小池康博、第54回高分子学会年次大会、(2005年5月、横浜)
  3. 「全フッ素化GI 型POF の低分散化」、海老原裕貴、石榑崇明、小池康博、第54回高分子学会年次 大会、(2005年5月、横浜)
  4. 「W-屈折率分布型ポリマー光ファイバーの分散特性」、高橋慶太、大床国広、中村卓弘、石榑崇明、小池康博、第54回高分子学会年次大会、(2005年5月、横浜)
  5. 「GI-POFの曲げ特性解析と最適導波路設計」、牧野建志、石榑崇明、小池康博、平成17年度繊維学会年次大会、第19回オプティックスとエレクトロニクス有機材料に関するシンポジウム、(2005年6月、岐阜)
  6. 「複屈折性結晶ドープ法によるゼロ複屈折性光学ポリマーの合成とその光学特性解析」、大喜田尚紀、多加谷明広、小池康博、平成17年度繊維学会年次大会、第19回オプティックスとエレクトロニクス有機材料に関するシンポジウム、(2005年6月、岐阜)
  7. 「溶融押出装置を用いた屈折率分布型ポリマー光ファイバの作製」、近藤篤志、浅井誠、廣瀬竜馬、石榑崇明、小池康博、第16回プラスチック成型加工学会年次大会、(2005年6月、東京)
  8. 「溶融押出法によるGI型POFの作製とその屈折率分布形成機構解析」、浅井誠、廣瀬竜馬、近藤篤志、石榑崇明、小池康博、2005年秋季、第66回応用物理学会学術講演会、(2005年9月、徳島)
  9. 「GI型ポリマー光ファイバの伝搬モード解析とモード限定励振に対応した屈折率分布設計」、石山頼史、大床国広、石榑崇明、小池康博、2005年秋季、第66回応用物理学会学術講演会、(2005年9月、徳島)
  10. 「GI型POFのベンディングロス解析と最適導波路設計」、松倉千恵、牧野建志、石榑崇明、小池康博、2005年秋季、第66回応用物理学会学術講演会、(2005年9月、徳島)
  11. 「ポリマーフォトニック結晶ファイバ」、長澤誠、近藤重邦、石榑崇明、小池康博、2005年秋季、第66回応用物理学会学術講演会、(2005年9月、徳島)
  12. 「薄型化を実現する光散乱ポリマー導光体の提案」、川瀬大輔、多加谷明広、小池康博、2005年秋季、第66回応用物理学会学術講演会、(2005年9月、徳島)
  13. 「光散乱ポリマー導光体の大型LCDバックライトへの応用」、鈴木恭平、大津隆之、多加谷明広、小池康博、2005年秋季、第66回応用物理学会学術講演会、(2005年9月、徳島)
  14. 「GI型POFの曲げ損失特性解析と最適導波路設計」、松倉千恵、牧野建志、石榑崇明、小池康博、第54回高分子討論会、(2005年9月、山形)
  15. 「全フッ素化ポリマーフォトニック結晶ファイバ」、長澤誠、近藤重邦、石榑崇明、小池康博、第54回高分子討論会、(2005年9月、山形)
  16. 「界面ゲル重合法によるGI型POFの屈折率分布形成機構解析」、田中哲郎、 中村卓弘、石榑崇明、小池康博、第54回高分子討論会、(2005年9月、山形)
  17. 「溶融押出法によるGI型ポリマー光ファイバの作製」、廣瀬竜馬、浅井誠、近藤篤志、石榑崇明、小池康博、第54回高分子討論会、(2005年9月、山形)
  18. 「異方性低分子ドープ法による光学ポリマーの複屈折消去法とその光学特性解析」、田中良、大喜田尚紀、多加谷明広、小池康博、第54回高分子討論会、(2005年9月、山形)
  19. 「メタクリル樹脂における光弾性複屈折発現原理の解明」、原田智明、石橋香代子、大喜田尚紀、多加谷明広、小池康博、第54回高分子討論会、(2005年9月、山形)
  20. 「溶融押出法によるGI型POFの屈折率分布形成機構と伝送帯域特性解析」、浅井誠、廣瀬竜馬、近藤篤志、石榑崇明、小池康博、電子通信情報学会2005ソサイエティ大会、(2005年9月、札幌)
  21. 「GI型POFのモード限定励振に対応した屈折率分布設計」、石山頼史、大床国広、石榑崇明、小池康博、電子通信情報学会2005ソサイエティ大会、(2005年9月、札幌)
  22. 「全フッ素化GI型POFの伝送帯域特性」、海老原裕貴、石榑崇明、小池康博、第14回ポリマー材料フォーラム、(2005年11月、東京)
  23. 「PVDFクラッドGI型ポリマー光ファイバ」、有賀祐太、石榑崇明、小池康博、第14回ポリマー材料フォーラム、(2005年11月、東京)
  24. 「プラスチック光ファイバの低分散化設計と高速ネットワークへの応用」、石榑崇明、小池康博、日本化学会、(2006年3月27日、日大理工船橋キャンパス)

出願特許

出願番号:2005-128410
出願日 :2005年4月26日
発明名称:非複屈折性光学樹脂材料及び光学部材

学位論文

修士論文

  • 有賀祐太:「PVDFクラッドGI-POFの屈折率分布設計と分散特性」
  • 伊藤慎:「高濃度系光学ポリマーの多重散乱解析」
  • 海老原裕貴:「全フッ素化GI型POFの最適屈折率分布形成と伝送帯域特性」
  • 川瀬大輔:「薄型化を実現するLCD バックライトの提案」
  • 鈴木恭平:「光散乱ポリマー導光体の大型LCDバックライトへの応用」
  • 高橋慶太:「W-屈折率分布型プラスチック光ファイバの低分散化」
  • 田中良:「異方性低分子ドープ法による光学ポリマーの複屈折消去とその光学特性解析」
  • 山崎啓太:「複屈折性結晶添加によるゼロ複屈折性光学ポリマーの合成とその特性解析」

卒業論文

  • 小池康太郎:「低分散・高耐熱GI型プラスチック光ファイバ」
  • 小島真実:「GI型プラスチック光ファイバリンクのモード雑音特性解析」
  • 清水聡:「多粒径粒子添加光散乱ポリマーの光学特性解析」
  • 高橋秀俊:「異方性低分子ドープ法による光学ポリマーの複屈折低減と異方性低分子の設計」

卒業生の主な進路

大学院、科学技術振興機構ERATO-SORST、 株式会社 エヌ・ティ・ティ・ドコモ、日本アイ・ビー・エム株式会社、大和証券エスエムビーシー株式会社、株式会社野村総合研究所、日本電信電話株式会社、キヤノン株式会社、三井物産株式会社、東京海上日動火災保険株式会社等


Dept. Applied Physics and Physico-Informatics