進 路

卒業するとどのような分野で活躍できるのでしょう?

現代社会は、自然環境・エネルギー・医療などの分野において、先送りのできない地球的規模の課題を私たちに課しています。この学科を卒業した人は、少しでもこのような課題を解決するために、自然の摂理を巧みに利用することによって、環境問題に対応した省エネルギーで高性能な材料デバイスシステム、情報通信と制御、医学に貢献する高性能医療機器などの先端的な研究開発を積極的に行って欲しいと思います。会社と日本の発展のために、新製品の開発で特許を取ってもらうのも結構でしょう。もちろん、興味のある専門学問分野の研究をさらに深めるために大学院へ進学すれば、青春時代の記念碑として、自分にしか残せない研究業績を挙げることもできるでしょう。このような人達は、企業の研究開発部門、大学や国公立の研究所が待っているのです。

卒業年度 26 25 24 23 22 21
慶應義塾大学大学院(名) 79 79 85 72 91 85
他大学大学院・就職(名) 50 40 33 29 28 42
卒業年度 20 19 18 17 16 15
慶應義塾大学大学院(名) 82 71 77 61 74 79
他大学大学院・就職(名) 44 31 34 38 46 51
卒業年度 14 13 12 11
慶應義塾大学大学院(名) 67 83 85 87
他大学大学院・就職(名) 26 44 36 32

20160323

卒業生集合写真(2016年3月23日)

物理情報工学科は就職に強い

物理情報工学科の卒業生は、物理、電気・電子、SE、材料、医療など幅広い分野の技術職として就職します。我々のカリキュラム、そして卒業研究を修めますと、物理、情報、電気・電子の素養を基に、物性、計測、制御、光技術、環境、医療技術等々の応用分野に強い卒業生となっています。こういった人材は、技術・分野が融合し、多角化している現在の企業が求めているものです。また、我々の学科では学生のプレゼンテーション能力の向上に努力しております。この能力は就職あるいは社会生活において大変な財産となって学生の価値を高めています。

これらのことから、我々の学科の求人・就職状況は理工学部内でも良好です。就職活動には学校推薦と自由応募があります。前者は慶應義塾大学がその長い歴史と企業との信頼関係の下に学生を「推薦」するもので、後者は大学が関与せず学生が自ら活動するものです。前者の学校推薦は、就職活動の期間が短く、学事・研究を妨げることがほとんどありません。学部4年生の就職希望者(在籍学生の約30%)の半数、大学院(いくつかの専修に分かれます)修了見込の就職希望者の半数が、学校推薦によって就職を決めます。我々の学科では、卒業生の社会における活躍と高い評価を背景とした長年の信頼関係により、有名企業を含めて常に推薦就職希望者を遙かに上回る推薦求人数を頂戴しています。卒業生の高い実力により、学校推薦では高評価を頂戴しており、一回の試験の合格率は80~90%で理工学部で最も高いと思われます。また、単なる合格ではなく、リクルータおよび試験担当者から大変高い評価を頂戴する学生も多く、「先輩として、志望・入社してもらうのが誇らしい」、「将来我が社を背負って立つ人材」等の絶賛を頂く学生もおります。こういった状況から、我々は学生に有利な学校推薦による就職をお勧めしております。学校推薦という制度に不安を持つ学生もおりますが、進路希望調査日までに意志を固め、事業所見学などの要件を満たしていれば、希望の会社に推薦を致します。女子学生の中には就職活動が男子学生より不利ではないかと心配する人もいますが、授業・研究に真面目に取り組み、スキルを身につければ全くその様なことはなく、高い評価を得て希望する企業に就職しています。

(2008ー2010年度 就職担当教員)

就職先一覧

最近、卒業生が就職した企業のリスト(部分、順不同)。

学校推薦
旭化成グループ、アズビル、IHI、NTTデータ、JFFスチール、新日鉄住金、スタンレー電気、デンソー、東京電力、東芝、凸版印刷、トヨタ自動車、日揮、日産自動車、日本アイ・ビー・エム、日本信号、日本電信電話、日本ユニシス、東日本電信電話、日立製作所、フジクラ、富士ゼロックス、富士通、富士フィルム、ブリジストン、本田技研、横河電機、ヤマハ、安川電機、リコー
自由応募
ソニー、キヤノン、JR東日本、JR東海、野村総研、Google、TBS、Yahoo

留学

Harvard大学、マサチューセッツ工科大学、Stanford大学、カリフォルニア大学 Berkeley校といった米国トップの大学院への進学者を多数輩出しています。海外の大学院での専門も物理学、電気工学、材料科学、医学、機械工学など、多岐に渡ります。

慶應義塾大学の大学院に進学した場合には、ヨーロッパのトップ理工系大学院に留学することによって、ヨーロッパの大学院と慶應義塾大学大学院の2つの修士号を同時に取得できる「ダブルディグリープログラム」が用意されています。このプログラムを通して物理情報工学科の学生や卒業生が、フランス、ドイツ、スウェーデンなどに留学してきました。


Dept. Applied Physics and Physico-Informatics