【学会報告】阿讃坊元君(招待,元早瀬研,M1)河内優太君(D3),岡庭龍聖君(D2),鈴木琉生君(D1),板橋佑真君(M2),伊牟田航基君(M2),土屋宏樹君(M2),小室俊太郎君(M1),が第86回応用物理学会秋季学術講演会で発表を行いました.

日時: 2025年9月7日~9月10日

場所: 名城大学天白キャンパス

発表形式: 口頭

・阿讃坊元(招待,口頭発表)
 「[第58回講演奨励賞受賞記念講演] 伝送デュアルコム非同期光サンプリングによる量子ドットダイナミクスのマルチ時間スケール空間マッピング

・河内優太(口頭発表)
 「InAs量子ドット集合体への超短微弱信号コヒーレント保存及び周波数上方変換による高効率・高時間分解測定

・岡庭龍聖(ポスター発表)
 「マイクロ波とラジオ波による二重ドレスト状態を利用した連続波による広帯域交流磁場センサの開発

・鈴木琉生(口頭発表)
 「不均一緩和・LASER緩和の影響に着目したアンサンブルNV系における連続波電子スピン一重/二重共鳴信号の解析

・板橋佑真(ポスター発表)
 「ダイヤモンド中電子スピンの二重共鳴現象を用いた温度・交流電流の広範囲同時イメージング

・伊牟田航基(ポスター発表)
 「(001)面ダイヤモンド基板上{111}面逆ピラミッド型ホールに生成した高配向窒素空孔中心の特性比較

・土屋宏樹(ポスター発表)
 「垂直・水平方向反応性イオンエッチングによる温度イメージングに適したバルクダイヤモンド薄板構造の作製

・小室俊太郎(口頭発表)
 「走査NV中心顕微鏡を用いた連続波電子スピン二重共鳴による微細回路のMHz帯交流磁場イメージング

(阿讃坊)
この度は受賞記念講演として貴重な発表機会をいただくことができ、とても嬉しかったです。お世話になった方々に厚く御礼申し上げます。
いち早く発表した内容を論文にまとめ、共著者の方々に恩返しができるようにいたします。

(河内)

昨年に引き続き秋季学術講演会に参加しました。個人的には集大成としてかなり気合を入れたつもりです。懇親会では普段お世話になっている先生方と進路について有意義な意見を頂けたり、企業研究所のセンター長と直々にお話しし非常に好意的な反応を頂け大変励みになりました。

(岡庭)

久しぶりの応物発表でしたが、やはり学会は規模が大きくて気が引き締まります。また知り合いが増えてくるととても楽しく研究に関する話ができました。学会の醍醐味はここにあると思います。自身の研究もたくさんの人にアピールできて大変満足でした。やっぱり学会は「祭り」ですね!皆さんもぜひ学会を楽しみましょう!

(板橋)

久しぶりの日本語ポスター発表でした。メーカーの方や他分野の方など背景が全く違う人たちにも関心を持っていただきうれしかったのと同時に、新たな視点からの意見もいただくことができました。また常におなかには名古屋めしがありました。非常においしかったです。

(伊牟田)

久々の日本語ポスター発表でした。量子分野に限らず、さまざまなバックグラウンドを持った方々が聞きに来てくださり、応物らしさを感じました。自分の初めての学会発表が1年前の秋応物だったこともあり、この1年間での自分の成長も改めて実感できました。
名古屋めし、美味しかったです…!

(土屋)

自分の発表を見に来てくださる方が予想以上に多く、終了間際には説明をしすぎて喉が枯れてしまうほどでした。しかし、さまざまな分野の研究者が自分の研究に興味を示してくださり、中には「自分の研究室でもこの手法に挑戦してみたい」という言葉をいただくこともありました。そうした反応を通じて、自分の研究を誇らしく思うことができました。

(小室)

初めての口頭発表を行いました。イギリスから帰ってきて次の日に名古屋に移動と過密日程で準備が大変でしたが何とか発表をすることができ、たくさんの方からお褒めの言葉をいただきました。また前回の学会で仲良くなった方やもともと同期で今は東大で頑張っている阿讃坊君とお話できたことがすごく刺激になりました。応物は大規模な学会なのでいろいろな人と会えるところがいいとごろですね。