2008年度 小池研究室

■構成

教授

小池康博

博士課程3年

牧野建志 上原桂二 浅井誠 古川怜

博士課程2年

小池康太郎

博士課程1年

シャフィフラン

中尾亮介

修士2年

大谷壮司 加藤由可子 下木有生 根橋加寿馬 山木泰 山田有希子

修士1年

犬塚友香里 鹿間光太 野田隆文 馬島貴教 山崎小百合 渡邉克基

学部4年

板橋宣孝 加戸貴洋 小林大輔 佐藤全 猿田貴志 須賀誠

 

■研究成果

次世代のフォトニクス材料として,新しい光機能を有するポリマーの創出と提案を行っている.フォトニクス材料として要求される「透明性」、「屈折率制御」、「偏波制御」といった機能を満足させることは、巨大な分子鎖の集合体であるポリマーでは,相互作用が複雑で不可能であるとわれてきた.当研究室では,ポリマーの光物性をその起源から究明していくことによりその相互作用を解明し,新しい光機能性ポリマーを創出、さらにはそれを利用した新しい高機能性フォトニクスデバイスの実現を目的として研究を行っている.
これまでの研究により,高分子中の不均一構造と光波は,その不均一構造の大きさのディメンジョンによって異なることがわかり,大きく4つのディメンジョンに分けられることを見いだした.それぞれのディメンジョンにおける相互作用を詳細に解析し,フォトニクスデバイスに要求される光機能へ有効に結びつけることにより新規機能性ポリマーの創出を試みている. 図1はその概念図である.以下に主な研究テーマ別に研究内容の詳細を記載する.

図1 ポリマーの不均一構造と光波の相互作用

  1. 超高速通信用屈折率分布型(Graded-Index, GI型)プラスチック光ファイバ(POF)とその応用

    数10 μm以上のマクロなオーダーのある屈折率の不均一性が存在すると(図1右端)、光の波面はポリマー内のマクロな屈折率の不均一性に従い屈折する。この現象を利用し、光ファイバの半径方向に適切な屈折率の分布を形成することによってモード分散をコントロールし,ギガビットクラスの高速伝送機能を創出した。
    GI型POFは,ギガビットクラスの高速伝送機能を有しながらポリマーという材質の最大の特徴である柔軟性を併せ持つため,オフィス内や家庭内LANなどの超短距離伝送網の特徴であり課題でもある,接続,分岐,屈曲の問題を克服する伝送媒体として有力な候補の一つとなっている.GI型POFを用いた,リアルタイムコミュニケーションを等身大で実現しうる超高速ネットワークの構築へ向けて,多様な研究を進めている.

    1-1.  GI型POFの伝搬特性解析および伝搬シミュレーション GI型POFの伝搬特性を再現可能なシミュレーションの作成を試みた.それまで,GI型POFの伝搬特性解析は,それぞれのモードごとに一次元波動方程式を解き,モード解析を行っていた.しかし,個々のモードを独立しているものとして扱うこの解析法では,モード依存性損失やモードカップリングのようなモード間のエネルギーの変化を伴う現象を扱うことができなかった.そこで,電力結合方程式を導入し,エネルギーの変化を記述できるシミュレーションの作成を行った.電力結合方程式を用いてシミュレーションを行うためには,損失係数および電力結合係数を求める必要があった.そこで,ポリメチルメタクリレート(PMMA)を母材としたGI型POFを作製し,損失およびインパルス応答のモード依存性を測定することにより,各係数の値を定量的,および定性的に見積もることにした.測定から決定した各係数を用いてインパルス応答のシミュレーションを行った結果,モード依存性損失とモードカップリングを考慮した計算波形と測定波形は一致し,今回作成したシミュレーションが実際のファイバの伝搬特性を再現できることを確認した.さらに,PMMA系GI型POFの伝搬特性においても理論的と測定値の間の誤差は,おもにモードカップリングによるものであることを明らかにした.

    1-2. 高耐熱GI型POFとそのドーパント設計

    車載ネットワークや電子機器間通信など,より過酷な環境にも耐えうる通信媒体が広く求められている.GI型POFは屈折率分布を形成する高屈折率ドーパントの可塑効果によりGI型POFのガラス転移温度(Tg)が20℃近く低下してしまうため,その耐熱性が長年の課題となっている.新たに可塑効果が小さく,Tgの低下を抑制する低分子ドーパントとして,スクリーニングにより得られた9-Broophenanthrene(BPT)とDibenzotiophene(DBT)を提案した.それらのドーパントを用いたGI型POFのは,従来のPOFのそれより,20℃以上高い値を示した.85℃の乾熱下での長期信頼試験においても,伝送損失,伝送帯域,NFPなどの各種伝送特性が従来と比較して安定していることを明らかにした.また,これまでPMMA系GI型POFは高温高湿下における信頼性が低く,白濁してしまう問題があった,今回提案しているGI型POFは、高温高湿下においても,SI型POFとほぼ同程度の高い安定性を示すことを確認した.
    可塑効果が小さい低分子ドーパントを用いることにより,Tg低下を抑制する方法とは異なり,TgがPMMAより高いポリマーを用いることにより耐熱性を向上させる検討も行っている.ペンタフルオロフェニルメタクリレート(PFPhMA)のTgはPMMAより約20℃ほど高いことが知られている,PFPhMAを様々な重合温度で重合し,重合条件の最適化を試みた.その結果,重合温度が120℃付近でTgが高いことを明らかにした,しかしながら,残存モノマーなどの影響によりTgの低下を抑制させられなかった.そのため,PMMAと共重合することにより,反応性比の違いから残存モノマー量を低減させられることを明らかにし,そのTgは,PMMA系GI型POFより約20℃向上することも確認した.

    1-3. 溶融押出法によるGI型POFの作製

    GI型POFの量産化に向けた新たな製法として検討を続けている溶融押出法は,コア材とクラッド材を別々に溶融させて押し出し,それを同心円状になるようにあわせた後加熱,拡散行程を経てGI型POF を得るといった方法であり,一般に,SI型POFやその他繊維の紡糸に用いられている方法である.GI型POF化に向けた様々な条件検討,主に屈折率分布制御を中心に進めているが,重要となるファクターとしては,ポリマーを溶融させて押し出すため溶融粘度,及びコア,クラッドの比率および拡散過程のコントロールがあげられ,それぞれ検討を重ねてきた.
    拡散過程を明らかにするために,ポリマー中の低分子化合物の熱拡散状態を一次元拡散実験により拡散係数を算出した.その結果,拡散係数は,ドーパント濃度に依存した値を示したことを明らかにした.その結果を踏まえ,拡散管中での低分子拡散シミュレーションを作成し,最適屈折率が得られる条件があることを明らかにした.

  2. 累進屈折力GRINポリマーレンズの研究

    遠近両用眼鏡レンズとして注目を浴びている累進屈折力レンズを,GI型POFと同様,マクロな不均一性に従う屈折現象を利用,つまり,レンズ内に屈折率分布を有するGRINポリマーレンズにて作製することを試みている.屈折率分布を持たせることにより,曲率を変化させることなくパワーを変化させることができ,市販の累進屈折力レンズの課題である非点収差の低減が期待される.
    非点収差はレンズpowerの異方性により,光源から出射した光が一点に収束しない現象を指す.ディストーションは不適切なプリズム分布が原因で発生し,歪みの原因となる. 一方,レンズ媒体内に屈折率分布(GRIN)を付与することで,表面形状を変えずに集光特性を変化させることが出来る.GRIN媒体内では,屈折率の変化する方向に集光力を補うことが出来る.そのため,集光力の小さい方向にGRINを付与することで非点収差が低減される.また,GRIN媒体内では光は高屈折率側にシフトするため,この性質を利用すると,ディストーションの改善が可能である.そこで,従来のPALの内部にGRINを付与することにより,非点収差とディストーションを改善することを目的とした.
    GRIN媒体の作製には液層拡散共重合法を用いた.エチレングリコールジメタクリラートで架橋した,円盤状の高屈折率メタクリル酸ベンジル(ポリマー屈折率1.568)ポリマーゲルに,低屈折率メタクリル酸メチル(ポリマー屈折率1.492),2,2,2-トリフルオロエチルメタクリレート(ポリマー屈折率1.421)の混合モノマーを拡散することでGRINが形成された.分布形状は架橋剤量と拡散口位置によって最適化された.作製した円盤状GRIN媒体にシリコーンゴムで作製した累進面型と,ガラス型で挟み込んだ状態で重合することによって,非球面のGRIN-PAL作製に初めて成功した.
    作製したGRIN-PALではレンズ下部の非点収差が低減されており,ディストーションの改善も見られた.以上のことから,GRINの付与によってPALの非点収差,ディストーションが改善されることが示された.

  3. 高輝度光散乱ポリマー導光体及び光散乱機能の詳細解析

    屈折率不均一性の大きさがポリマー分子コイルや高次構造の大きさ(1000Å程度)を有するようになると,屈折現象は生じず,光の波面は球面波となり散乱現象を生じる(図1中央右).フォトニクスポリマーの高機能化を進める上では,分極率や形状に異方性のある異方性物質を用いる場合が多く,異方性物質による散乱は点や球体を前提にした既存の理論では十分に解析することが困難である.
    光学異方性棒状粒子の散乱特性は,粒子の光学的性質と形状,粒径によって変化することがわかった.光学的性質の効果として,散乱強度は,入射偏光が粒子とポリマーの相対屈折率が最も大きくなる方向に振動している場合に最大となった.また,形状と粒径の効果として,μmサイズの棒状粒子は粒子の短軸方向に支配的に散乱し,nmサイズの棒状粒子は方向によらずほぼ同じ強度で散乱した.最後に,光学異方性粒子添加ポリマーフィルムを用いて,三次元ディスプレイを試作し,立体映像が知覚できることを実証した.

  4. ポリマー複屈折の制御 -ゼロ複屈折性ポリマー-

    モノマーユニットのような数~十オングストローム程度の大きさになると,もはや球面波は生じず,ポリマー内に光の分極異方性を形成し,ポリマー鎖の配向に伴い複屈折が発生する(図1中央左).この複屈折という現象は,光の偏波を乱すため,光偏波保持を必要とする現在の高精度光学デバイスにおいては,この問題の解決が不可欠となる.今までの理論によると,屈折率は光の波長オーダーのサイズ領域における平均的な屈折率を単位として作用するとされていた.しかしこの従来の理論では必ずしも説明することができないと思われる屈折現象が見出されており,この現象を軸にポリマー中での複屈折現象を新たな視点で検討し,ゼロ複屈折性光学ポリマーのデザイン及び実用化に向けた研究を発現原理までさかのぼって進め,その消去法を提案するに至った.

    4-1.  ナノ粒子添加によるポリマーの配向複屈折と光弾性複屈折の低減 光学ポリマーは,ガラスに匹敵する透明性を持ち,成形性がよく,軽量で、低コストだからである.しかし,ポリマーは成形時の配向や応力歪みにより複屈折を生じてしまうため,偏光状態を維持する必要のある光ディスクやピックアップレンズ,液晶ディスプレイ用フィルムなどへの応用が制限されている.そのため現在,成形時に複屈折の生じない高耐熱性光学ポリマーが強く求められている.ポリカーボネートは高耐熱で透明性も高く安価だが,その複屈折は巨大である.その巨大な複屈折を低減する方法として,配向抑制効果を利用した配向複屈折低減法が挙げられる.配向抑制効果とはナノ粒子をポリマーに添加することで,ナノ粒子を添加していないポリマーと比べて配向が抑制される現象のことで,ポリマーの配向複屈折の正負や大小に関わらず配向複屈折を低減することができるからである.
    そこで,まず配向抑制効果の解析を行うために,ポリマー中にナノ粒子を分散させるために条件を求めた.その結果,ポリマーはポリメチルメタクリレート(PMMA)を,ナノ粒子はイソプロパノールに分散しているナノ粒子を,溶媒はアセトンを使用すればよいことが分かった.次に,ナノ粒子を分散させたPMMAを用いて配向抑制効果の粒径・濃度・粒子依存性を解析した.その結果,平均粒径15 nmの複合酸化物チタンを1.3 wt% PMMAに添加することで配向度と配向複屈折が約40 %低減したことを確認した.これは今まで報告されている配向抑制効果の中でも最大である.また,表面状態が同じならば添加する粒子の種類によらず,粒径が小さいほど少量で配向抑制効果は大きく発現することがわかった.とくに約30 nm以下の粒子が配向抑制効果を主に引き起こしていることが示唆された.また,配向抑制効果は透明性や耐熱性を維持しながら発現させることができることが明らかにした.
    一方、ナノ粒子をポリマーに添加すると光弾性定数が変化することがわかっている.そこで先述の粒子を添加したポリマーの光弾性定数の添加濃度・粒径依存性を解析した.その結果,光弾性定数は添加粒子の粒径によらず,体積分率に対して線形に変化することがわかった.
    複屈折性結晶ドープ法において共重合体中で複屈折消去効率が高い結晶を設計し、大きな複屈折を持つ高耐熱性ポリマーへと応用することを目的とした。また、二軸延伸時における、複屈折性結晶の複屈折効果および配向挙動を明らかすることを目的とした。さらに、複屈折性結晶添加ポリマーの光弾性複屈折特性を明らかにすることを目的とした。
    まず、粒径の異なるSrCO3結晶を添加した共重合体フィルムをキャスト法により作製し、一軸熱延伸したフィルムの複屈折測定およびフィルム中での結晶の配向挙動解析を行った。その結果、延伸方向に配向しやすく複屈折消去効果が高いSrCO3結晶は、アスペクト比が1.4以上で長径が約40 nm以上であると推察された。また透明性の解析より、SrCO3結晶は、一軸熱延伸成形において、ヘイズ1.0 %以下の透明性を維持しながら10-4オーダーの複屈折を消去できることがわかった。さらに、複屈折消去効率の高いSrCO3結晶を用いることで、ゼロ複屈折性高耐熱性ポリカーボネートの合成に成功した。 二軸熱延伸したSrCO3結晶添加フィルムの三次元屈折率を測定し、結晶の複屈折効果および配向挙動について解析した。その結果、二軸延伸ポリマー中でSrCO3結晶が厚み方向と直交する方向に配向し、面内ではランダム配向していることが推察された。また、長径、アスペクト比の平均値が大きいSrCO3結晶ほど、二軸延伸時にポリマー中で配向しやすく、複屈折の効果が大きくなることが示された。 SrCO3結晶を添加したポリマーの光弾性複屈折を測定した結果、SrCO3結晶を添加することによりポリマーの小さな負の光弾性複屈折が増大することがわかった。さらに、複屈折性結晶添加による光弾性複屈折特性の変化は、複屈折性結晶自体が光弾性複屈折を持っていることに起因することが推察された。

■卒業生の主な進路

大学院、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ、日本アイ・ビー・エム株式会社、大和証券エスエムビーシー株式会社、株式会社野村総合研究所、日本電信電話株式会社、キヤノン株式会社、三井物産株式会社、ソニー株式会社、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ株式会社、デュポン株式会社、旭硝子株式会社、株式会社キーエンス等

■発表論文・学会発表・特許申請など

原著論文

  1. K. Koike, F. Mikes , Y. Okamoto, and Y. Koike, “Design and Synthesis of Graded Index Plastic Optical Fibers by Copolymeric System”, Polymers for Advanced Technologies, 19, pp. 516-520, 2008.
  2. M. Asai, K. Nehashi, and Y. Koike, “Control of Refractive Index Distribution for High-Bandwidth Graded Index Plastic Optical Fiber,” Journal of Lightwave Technology Vol. 26(16) pp.2909-2918, 2008.
  3. K. Koike and Y. Koike, “Design of Low-Loss Graded-Index Plastic Optical Fiber Based on Partially Fluorinated Methacrylate Polymer,” Journal of Lightwave Technology Vol.27 (1), pp. 41-46, 2009.
  4. R. Hirose, M. Asai, A. Kondo, and Y. Koike, “Graded Index Plastic Optical Fiber Prepared by the Coextrusion Process,” Applied Optics, Vol. 47 (22), pp. 4177-4185, 2008.
  5. R. Furukawa, A. Tagaya, S. Iwata, and Y. Koike, “Polarization-Maintaining Mechanism of a Birefringence-Reduced Plastic Optical Fiber Fabricated Using Poly(methyl methacrylate/benzyl methacrylate) Copolymer,” The Journal of Physical Chemistry C, 112(21), pp. 7946-7952, 2008.
  6. D. Zhou, H. Teng, K. Koike, Y. Koike, and Y. Okamoto, “Copolymers of Methyl Methacrylate and Fluoroalkyl Methacrylates: Effects of Fluoroalkyl Groups on the Thermal and Optical Properties of the Copolymers,” Journal of Polymer Science: Part A : Polymer Chemistry Vol. 46 (14), pp. 4748-4755, 2008.
  7. R. Furukawa, A. Tagaya, and Y. Koike, “Modal Analysis of a Multimode Polarization-Maintaining Plastic Optical Fiber Fabricated Using Poly(methyl methacrylate/benzyl methacrylate) Copolymer,” Applied Physics Letters 93, 103303, 2008.
  8. Y. Koike, “Microoptics and Photonics Polymer,” Japanese Journal of Applied Physics Vol. 47 (8), (Review Paper) pp. 6629-6634, 2008.

著書、編著

  1. 「ナノファイバーテクノロジー -新産業発掘戦略と応用―」監修 本宮達也 シーエムシー出版第2章2「ナノファイバーテクノロジーが拓くIT社会」pp.60-pp.64 (2008年10月25日)

その他総説・解説

  1. 「高分子と光の相互作用」、多加谷明広、小池 康博、プラスチック成形加工学会誌、第20巻第3号、p.74-79、(2008年3月)
  2. 「最新 フォトニクスポリマー -特性を生かしてIT社会を支援―」、多加谷明広、小池康博、工業材料、Vol.56, No.4 、日刊工業新聞社、pp.17~23、(2008年4月)
  3. 「耐熱性GI型プラスチック光ファイバの実現を目指して ~家庭や自動車にギガの光を~」、小池康太郎、小池康博、日本化学会 化学と工業、Vol.61-12,pp.1154-1155、(2008年12月)
  4. 「ERATOとイノベーション」、小池康博、文部科学省 「文部科学時報」平成20年12月号No.1595、pp.24、(2008年12月10日)
  5. 「フォトニクスポリマーへの思い」、小池康博、アドコム・メディアO Plus E 通巻第350号2009年1月号、pp.43-45、(2008年12月25日)
  6. “Graded Index Plastic Optical Fiber Prepared by the Co-extrusion Process”近藤篤志、高橋聡、小池康博、高分子12月号、pp.962、(2008年12月)

国際会議

・ 招待講演

  1. Y. Koike, “Status of Photonics Polymer for Fiber-to-the-Display”, International symposium of Photonics and Electronics, from fundamental to device, (Tokyo), April, 2008.
  2. Y. Koike, “Status of Photonics Polymers for “Fiber to the Display”, SPIE, the Photonics Europe 2008 Symposium (EPE08), (Strasbourg, France), April, 2008.
  3. Y. Koike, “Status of Photonics Polymer and its Applications”, International Conference on Organic Nonlinear Optics (ICONO10) International Conference on Organic Photonics and Electronics 2008 (ICOPE2008), (Santa Fe, U.S.A.), May, 2008.
  4. Y. Koike, “Status of Photonics Polymer for Broadband Society”, IUPAC-sponsored 42nd World Polymer Congress Macro 2008, (Taipei, Taiwan), July, 2008.
  5. A. Tagaya and Y. Koike, “Novel Photonics Polymer for High-Quality Flat-Panel Display”, 2nd International Conference on Functional Materials and Devices 2008 (ICFMD2008) (Kuala Lumpur, Malaysia), June, 2008.
  6. A. Tagaya and Y. Koike, “Design of Zero Zero-birefringence Polymers, “ XVII International Materials Research Congress (XVII IMRC 2008), (Cancun, Mexico), August, 2008.
  7. Y. Koike, “Status of POF Technology, “the 17th International Conference on Plastic Optical Fibers (Santa Clara, USA), August, 2008.
  8. Y. Koike, “Status of Photonics Polymers for “Fiber-To-The-Display”,” Plenary Talk, The 16th Conference on Optoelectronics and Optical Communications (COOC)( Daecheon, Korea), March, 2009.

・ 一般発表

  1. A. Kondo, Y. Yamaki, M. Asai, S. Takahashi, Y. Koike, “Graded Index Plastic Optical Fiber Prepared by the Co-extrusion Process,” 6th International Conference on Optics Design and Fabrication (ODF’08) (Taipei, Taiwan) June, 2008
  2. K. Koike, F. Mikes, Y. Okamoto, and Y. Koike, “Design and Synthesis of Graded Index Plastic Optical Fibers by Copolymeric System,” The 42nd IUPAC World Polymer Congress (MACRO2008)(Taipei, Taiwan) June-July, 2008
  3. M. Asai, and Y. Koike, “Dynamics of molten polymer-dopant system and its application to GI POF,” The 17th International Conference on Plastic Optical Fibers 2008(Santa Clara, USA) August, 2008
  4. S.R. Nuccio, L. Christen, X. Wu, S. Khaleghi, O. Yilmaz, A.E. Willner, Y. Koike, “Transmission of 40 Gb/s DPSK and OOK at 1.55 μm Through 100m of Plastic Optical Fiberm” ECOC 2008 (Brussels, Belgium) September, 2008
  5. K. Koike, F. Mikes, Y. Okamoto, and Y. Koike, “Design and Analysis of Partially Halogenated Polymers for Thermally Stable GI POF,” the 17th International Conference of Plastic Optical Fibers, POF 2008 (Santa Clara, USA) August, 2008.
  6. R. Furukawa, A. Tagaya, and Y. Koike, “Mode-selective Extinction Raito Measurement of a Polarization-Maintaining Graded Index POF Based on a Poly-(Methyl Methacrylate/Benzyl Methacrylate) Copolymer,” the 17th International Conference of Plastic Optical Fibers, POF 2008 (Santa Clara, USA) August, 2008.
  7. S. Takahashi, T. Noda, and Y. Koike, “Restricted Mode Launch Condition for Graded Index Plastic Optical Fibers,” the 17th International Conference of Plastic Optical Fibers, POF 2008 (Santa Clara, USA) August, 2008.
  8. M. Asai and Y. Koike, “Dynamics of molten polymer-dopant system and its application to GI POF,” the 17th International Conference of Plastic Optical Fibers, poster, (Santa Clara, USA) August, 2008.
  9. A. Tagaya, S. Takahashi, and Y. Koike, “Analysis on birefringence of polymers for zero zero-birefringence polymers,” 14th Microoptics Conference (MOC ’08), poster, (Brussels, Belgium) September, 2008
  10. A. Kondo, C. Tanaka, and Y. Koike, ”Low-Loss and High-Bandwidth 61-127 Channel Graded-Index Multi Cores Polymer Optical Fibers,” EOS Annual Meeting 2008 (Paris, France) September, 2008.
  11. A. Kondo, M. ASAI, Y. Yamaki, K. Watanabe, S. Takahashi, and Y. Koike, “Refractive Index Profile Control of GI POFs Prepared by the Dopant Diffusion Co-extrusion Process, ” Japan-Korea Polymer Young Scientist Symposium(Niigata, Japan) October, 2008.
  12. K. Koike, Y. Okamoto, and Y. Koike, “Low-Loss and Thermally-Stable Graded Index Plastic Optical Fibers for Gigabit Home and Automobile Networks, ” Japan-Korea Polymer Young Scientist Symposium(Niigata, Japan) October, 2008.
  13. Y. Shitanoki, A. Tagaya, and Y. Koike, “Reduction of Astigmatism in Progressive Addition Lens by Employment of Graded-Index Materials,” OSA Vision Meeting 2008 (NY, USA), poster, October, 2008.
  14. Y. Shitanoki, A. Tagaya, and Y. Koike, “Application of Polymer Graded-Index Materials for Aberration Correction of Progressive Addition Lenses,”, SPIE Photonics West OPTO 2009 (San Jose, USA), January, 2009.
  15. Y. Yamada, A. Tagaya, and Y. Koike, “Birefringence Analysis of a Photonics Polymer Doped with a Birefringent Crystal,” SPIE Photonics West OPTO 2009 (San Jose, USA), January, 2009.
  16. Y. Yamaki, A. Kondo, and Y. Koike, “Dopant Designing for Thermally Stable Graded Index Polymer Optical Fiber,” SPIE Photonics West OPTO 2009 (San Jose, USA), January, 2009.
  17. K. Nehashi, and Y. Koike, “Power Flow Equation Analysis of Graded-Index Polymer Optical Fibers,” SPIE Photonics West OPTO 2009 (San Jose, USA), January, 2009.
  18. T. Ohtani, A. Tagaya, and Y. Koike, “Reduction of Orientational Birefringence of Polymer Using Nanoparticles,” SPIE Photonics West OPTO 2009 (San Jose, USA), January, 2009.
  19. Y. Kato, A. Tagaya, and Y. Koike, “Analysis of Scattering in Photonics Polymer Doped with Optically Anisotropic Cylinder Particles,” IEEE LEOS Winter Topicals 2009 (Innsbruck, Austria), January, 2009.
  20. A. Tagaya, and Y. Koike, “Analysis on Birefringence of Polymers for Designing Zero Zero-birefringence Polymers,” The 2009 Asia Pacific Conference on Optics Manufacture (APCOM2009) (Taipei, Taiwan), February 12, 2009.

国内学会発表

・ 招待講演

  1. 「プラスチック光ファイバの新展開」、小池康博、光ファイバ総合技術展2008 特別セ   ミナー、(2008年4月23日、東京)
  2. 「フォトニクスポリマーの研究を展開するにあたって」、小池康博、日本学術会議・分子研・日本化学会「教育・研究環境のあるべき姿」分子研研究会、(2008年5月7日、愛知)
  3. 「フォトニクスポリマーの展開」、小池康博、第54回高分子夏季大学、鹿児島東急ホテル、(2008年7月18日、鹿児島)
  4. 「フォトニクスポリマーの基礎とその応用展開」、小池康博、高分子学会08-2超分子研究会、(2009年1月20日、東京)
  5. 「高画質大画面ディスプレイとフォトニクスポリマー」、小池康博、高分子学会2008年度印刷・情報記録・表示研究会講座、(2009年2月12日、東京)
  6. 「フォトニクスポリマー ~私にとってのファンダメンタルズ~」、小池康博、財団法人科学技術交流財団 研究交流クラブ第122回定例会、(2009年2月17日、愛知)
  7. 「Fiber To The Displayのためのフォトニクスポリマー」、小池康博、第309回光産業技術振興協会マンスリーセミナー、(2009年2月17日、東京)
  8. 「フォトニクスポリマーの新展開」、小池康博、日本化学会第89春季年会 アドバンスト・テクノロジー・プログラム(ATP)、(2009年3月28日、千葉)

・ 一般発表

  1. 「溶融押出法による屈折率分布型ポリマー光ファイバの作製」、近藤 篤志, 山木 泰, 浅井 誠, 高    橋 聡, 小池 康博、第57回高分子学会年次大会(パシフィコ横浜、神奈川)、平成20年(2008年)     5月
  2. 「低複屈折性グレーデッド型プラスチック光ファイバの偏波保持原理の解明」、古川怜、岩田修一、多加谷明弘、小池康博、第57回高分子学会年次大会(パシフィコ横浜、神奈川)、平成20年(2008年)5月
  3. 「PMMA-部分フッ素化アクリル樹脂系GI POFの設計とその特性解析」、小池康太郎、Frantisek Mikes、岡本善之、小池康博、第57回高分子学会年次大会(パシフィコ横浜、神奈川)、平成20年(2008年)5月
  4. 「フォトニクスポリマーの複屈折性解析とゼロ・ゼロ複屈折ポリマーの設計」、多加谷明広、小池康博、第19回 プラスチック成形加工学会年次大会(タワーホール船堀、東京)、平成20年(2008年) 6月
  5. 「溶融押出法におけるGI型POFの屈折率分布制御」、浅井 誠,小池 康博、第19回 プラスチック成形加工学会年次大会(タワーホール船堀、東京)、平成20年(2008年) 6月
  6. 「低損失・広帯域マルチコア導波路」、近藤篤志,倉嶋和良,田中爾文,小池康博、繊維学会 平成20年度年次大会(タワーホール船堀、東京)、平成20年(2008年) 6月
  7. 「GI型プラスチック光ファイバの限定モード励振条件」、野田隆文、高橋聡、小池康博、応用物理学会第69回学術講演会(中部大学、愛知)、平成20年(2008年)9月
  8. 「溶融押出法によるGI型POFの屈折率分布制御」、近藤 篤志, 渡邊克基,山木 泰, 浅井 誠, 高橋 聡, 小池 康博、第57回高分子討論会(大阪市立大学杉本キャンパス、大阪)、平成20年(2008年)9月
  9. 「部分ハロゲン化共重合ポリマーによる高耐熱GI POFの設計」、小池康太郎、Frantisek Mikes、岡本善之、小池康博、第57回高分子討論会(大阪市立大学杉本キャンパス、大阪)、平成20年(2008年)9月
  10. 「ゼロ複屈折性ポリマーと複屈折波長分散特性」、鹿間光太、多加谷明広、小池康博、第57回高分子討論会(大阪市立大学杉本キャンパス、大阪)、平成20年(2008年)9月
  11. 「二色性色素を用いた配向度測定と共重合体の複屈折制御」、馬島貴教、多加谷明広、小池康博、第57回高分子討論会(大阪市立大学杉本キャンパス、大阪)、平成20年(2008年)9月
  12. 「部分塩素化ポリマーによる低損失・高耐熱GI POF」、犬塚友香里、小池康太郎、浅井誠、近藤篤志、高橋聡、小池康博、第57回高分子討論会(大阪市立大学杉本キャンパス、大阪)、平成20年(2008年)9月
  13. 「ゼロ複屈折性架橋ポリマー」、山崎早百合、多加谷明広、小池康博、第57回高分子討論会(大阪市立大学杉本キャンパス、大阪)、平成20年(2008年)9月
  14. 「高耐熱・低損失GI型プラスチック光ファイバのための新規部分フッ素化共重合体の提案」、小池康太郎、加戸貴洋、佐藤全、岡本善之、小池康博、第32回フッ素化学討論会(名古屋国際会議場、愛知)、平成20年(2008年)11月
  15. 「家庭内LAN用光ファイバの素材開発」、小池康太郎,佐藤全,加戸貴洋,岡本善之、小池康博、第89回日本化学会春季年会(千葉県船橋市)、平成21年(2009年)3月

 

出願特許

国内9件
海外1件

学位論文

博士論文

  • 牧野建志:「広帯域GI型ポリマー光ファイバーとその高速ネットワーク設計」
  • 浅井誠:「高分子と低分子の動的相互作用と相転移ダイナミクス」
  • 古川怜:「Polarization Maintaining and Phase Retarding Properties of a Birefringence Controlled Plastic Optical Fiber」

修士論文

  • 大谷壮司:「ナノ粒子添加によるポリマーの配向複屈折と光弾性複屈折の低減」
  • 加藤由可子:「光学異方性棒状粒子添加フォトニクスポリマーの散乱特性解析」
  • 下木有生:「屈折率分布型非球面累進多焦点レンズの作製とその収差補正」
  • 根橋加寿馬:「屈折率分布型プラスチック光ファイバの伝搬特性解析及び伝搬シミュレーション」
  • 山田有希子:「複屈折性結晶添加によるフォトニクスポリマーの複屈折制御」
  • 山木泰:「高耐熱GI型プラスチック光ファイバのドーパント設計」

 

卒業論文

  •  板橋宣孝:「セルロース誘導体の複屈折性解析」
  •  加戸貴洋:「含フッ素共重合体による宅内配線用GI型プラスチック光ファイバの作製」
  •  小林大輔:「高リタデーションポリマーの特性解析とその応用」
  •  佐藤全:「低吸水・低複屈折アクリルポリマーの合成とその特性解析」
  •  猿田貴志:「新規液晶ディスプレイ用拡散フィルム」 ・ 須賀誠「GI型POFのモード結合の解析」

Dept. Applied Physics and Physico-Informatics