2007年度 二瓶研究室

■構成

専任講師

二瓶栄輔

修士2年

大元純一、桝井悠子、水嶋知佳

修士1年

秋山佑介、飯田文彦、木村聡一郎、 清水聡、 西村健太郎

学部4年

高橋正義、鈴木厚広、西山陽、平林祐樹

■研究成果

○1次元屈折率分布型光導波路の作製

1次元方向に屈折率分布を形成させることにより、曲がり導波路においても画像情報が伝送可能であることを、シミュレーションを用いて明らかにし、実際に作製された曲がり導波路素子による画像の伝送に成功した。

○フロンタル重合法による屈折率分布型光導波路の作製

新たに高分子材料を用いたフロンタル重合法により、屈折率分布をより制御することが出来ることを明らかにした。

○ポリフルオレンエチニレンの合成及びその光学的特性

3重結合とフルオレン骨格を有するポリマーの合成に成功し、これを有機ELに用いることにより、緑色の発光を実現することに成功した。

○カルバゾール系高分子有機EL用材料の開発

有機溶剤に重合触媒とモノマーを混合し、短時間の超音波照射で均一に混合した後、室温に静置しておくことにより、 化学反応を進行させてポリマーを得る方法を用いて、新規な有機EL材料を合成することに成功した。

○Ni触媒を用いた重合反応における超臨界CO2の溶媒効果に関する検討

超臨界二酸化炭素溶媒を用いることにより、導電性高分子を合成することに成功した。

○側鎖にオリゴビニルカルバゾールを有する主鎖非共役高分子の新規合成法とそのエレクトロクロミック特性

有機溶剤に重合触媒とモノマーを混合し、短時間の超音波照射で均一に混合した後、室温に静置しておくことにより、 化学反応を進行させてポリマーを得る方法を用いて、新規な有機EL材料を合成することに成功した。

○結像特性を有する紡錘形屈折率分布型光導波路の作製

屈折率分布型光導波路の形状を紡錘形とすることにより、光の発散効果を併せ持つレンズ系の構築に成功した。

○蛍光色素を利用した可視光光増幅器の開発

可視光領域で有機色素からなる光増幅器の開発を試みたが、有機材料自体の吸収や耐熱性の問題で、大きなゲインの増幅を実現することは難しいことが明らかとなった。

○3次元屈折率分布を有する光学素子の作製

これまでの屈折率分布型素子は、主に2次元的に屈折率分布を形成させていたが、今回新たに3次元的に屈折率の分布を形成させることに成功した。

■発表論文・学会発表など

論文発表

  • Eisuke Nihei,Shigehiro Shimizu,”Determination of the refractive index profile of polymer opticalfiber preform by the transverse ray tracing method”, Opt.Comm., 275 14-21 (2007)

学会発表

  • 大元純一、朝倉浩一、二瓶栄輔、”有機無機ハイブリッドGRINレンズの屈折率分布制御”第56回高分子学会年次大会、京都、2007年5月
  • 阿久津 紘基・二瓶 栄輔・朝倉 浩一、”ポリマー薄膜におけるディウェッティング構造の発生とその表面特性に対する影響”第88回春季年会、東京、2008年3月

■進路

バンダイナムコ
キヤノン
日産自動車
横河電機


Dept. Applied Physics and Physico-Informatics