2007年度 小池研究室

■構成

教授

小池康博

博士課程3年

牧野建志

博士課程2年

上原桂二 (H18年度4月入学)
浅井誠 (H18年度9月入学)
古川怜 (H18年度9月入学)

修士2年

小池康太郎、高橋秀俊

修士1年

大谷壮司、加藤由可子、下木有生、根橋加寿馬、山木泰、山田有希子

学部4年

犬塚友香里、鹿間光太、野田隆文、馬島貴教、山崎小百合、渡邉克基

 

■研究成果

次世代のフォトニクス材料として,新しい光機能を有するポリマーの創出と提案を行っている.フォトニクス材料として要求される「透明性」、「屈折率制御」、「偏波制御」といった機能を満足させることは、巨大な分子鎖の集合体であるポリマーでは,相互作用が複雑で不可能であるとわれてきた.当研究室では,ポリマーの光物性をその起源から究明していくことによりその相互作用を解明し,新しい光機能性ポリマーを創出、さらにはそれを利用した新しい高機能性フォトニクスデバイスの実現を目的として研究を行っている.
これまでの研究により,高分子中の不均一構造と光波は,その不均一構造の大きさのディメンジョンによって異なることがわかり,大きく4つのディメンジョンに分けられることを見いだした.それぞれのディメンジョンにおける相互作用を詳細に解析し,フォトニクスデバイスに要求される光機能へ有効に結びつけることにより新規機能性ポリマーの創出を試みている.
図1はその概念図である.以下に主な研究テーマ別に研究内容の詳細を記載する.

図1 ポリマーの不均一構造と光波の相互作用

  1. 超高速通信用屈折率分布型(Graded-Index, GI型)プラスチック光ファイバー(POF)とその応用

    数10 μm以上のマクロなオーダーのある屈折率の不均一性が存在すると(図1右端)、光の波面はポリマー内のマクロな屈折率の不均一性に従い屈折する。この現象を利用し、光ファイバーの半径方向に適切な屈折率の分布を形成することによってモード分散をコントロールし,ギガビットクラスの高速伝送機能を創出した。
    GI-POFは,ギガビットクラスの高速伝送機能を有しながらポリマーという材質の最大の特徴である柔軟性を併せ持つため,オフィス内や家庭内LANなどの超短距離伝送網の特徴であり課題でもある,接続,分岐,屈曲の問題を克服する伝送媒体として有力な候補の一つとなっている.GI-POFにより,リアルタイムコミュニケーションを等身大で実現しうる超高速ネットワークの構築へ向けて,多様な研究を進めている.

    1-1.  高速GI型POFの作製と最適屈折率分布設計(石榑研究室と共同) 屈折率分布型POF(GI型POF)ではそのコアに形成した屈折率分布構造により、光のモード分散をコントロールしながら光を伝搬させる。分散はPOFの伝送帯域(伝送速度)を支配する最も重要な要因であり,主なものとしてモード分散と材料分散がある。モード間で生じるモード分散は屈折率分布を高度に制御することで取り除くことが可能である。GI型POFは、ポリマーの重合過程を利用しながら添加物質(ドーパント)に分布を生じさせることで屈折率分布を与える、界面ゲル重合法を利用して作製している。屈折率分布の高精度な制御には、重合法における屈折率分布形成のメカニズムの解明が非常に重要であり、その詳細な解明を進めている。昨年度より最適分布形成プロセスの定量的解明を進めている.解析には2つの手法を主に用いており,一つは,ラマン分光分析によりポリマーやドーパントの濃度分布を定量的に測定する方法で,これにより拡散プロセスを明確化することができる.そしてもう一方はプリフォームアナライザによりプリフォームの屈折率分布を非破壊で測定し,重合過程での分布形成経時変化を観察する方法である.
    これらの解析により屈折率分布形成を支配する種々のファクターについて,それぞれの分布への影響の詳細が解明されつつあり,精度の高い分布のコントロール及び,最適屈折率分布形成の作製条件について新たな知見が得られてきている.具体的にはドーパントのサイズによる影響,クラッドとなる中空管の分子量による影響が明確となり,重合温度の最適化により拡散過程と重合速度を調整し,所望の屈折率分布得るための作製条件を材料の物性にあわせてデザインすることができるようになってきている.

    1-2. GI型POFにおける伝搬モードの特性解析(石榑研究室と共同)

    伝搬モード特性は,高速伝送機能を付加するにあたって非常に重要であり,その評価を詳細に行うことにより, GI-POFの最適導波路設計そしてそれに伴って高速化が可能となる. GI-POFは,使用環境が家庭やオフィス内などの短距離領域が主となると考えられ,短距離POFリンクにおいて使用する光源の特性を加味した検討が必要となる.光源となるLDはスポット径が小さく,励振条件としてはUFL(Under-filled Launch)と考えられるため,UFLを想定した最適屈折率分布の設計,伝搬モード解析を行っている.
    モードカップリングに関しては,その存在によりUFLによる励振条件依存性が保たれず,伝搬中に高次モード成分への結合が生じて峡帯域化に繋がってしまうことが確認された.モードカップリングは,高NA化により抑制されることがこれまでの研究によりわかっているが,高NA化に伴う屈折率分布制御の高精度化という課題が生じるため,その最適設計に注力した.その結果,新たな屈折率分布の提案に至り,しかもより簡易な方法で得られることが確認された.

    1-3. 超ギガビット高速通信用全フッ素化GI-POF(石榑研究室と共同)

    分散の原因の一つに,屈折率の波長依存性に起因する材料分散がある.これは材料に固有のものであり、GI型POFにおける屈折率分布の制御を高精度になしてモード分散を小さくすればするほど材料分散の影響が大きくなる。したがって材料分散を如何に小さくできるかが、更なるPOFの高速化において重要となる。全フッ素化ポリマーは,材料分散が非常に小さく,更に,光通信の使用波長である近赤外域において低損失であるため,既存の石英系光ファイバーをも凌ぐ高速通信を可能にするファイバーであることがこれまでにわかっている.2004年度には,この全フッ素化GI-POFにおいて,電話線20万本に相当する10Gbpsの伝送に成功し,リアルタイム動画伝送はもちろん,膨らみ続ける情報量に十分対応できる伝送媒体として満足しうる性能を確認することができた.

    1-4. 多層押し出し法によるGI-POFの作製

    GI-POFの量産化に向けた新たな製法として検討を続けている多層押し出し法は,コア材とクラッド材を別々に溶融させて押し出し,それを同心円状になるようにあわせた後加熱,拡散行程を経てGI-POF を得るといった方法であり,一般に,SI-POFやその他繊維の紡糸に用いられている方法である.GI-POF化に向けた様々な条件検討,主に屈折率分布制御を中心に進めているが,重要となるファクターとしては,ポリマーを溶融させて押し出すため溶融粘度,及びコア,クラッドの比率および拡散過程のコントロールがあげられ,それぞれ検討を重ねてきた.
    POF化にあたっては,使用するポリマー及びドーパント添加ポリマーの溶融粘度を測定,調整を行うTry & Errorを繰り返し,ポリマーの分子量を変化させて溶融粘度の調整することにより安定したPOFの作製を可能にすることができた.また,高速伝送機能を持たせるために重要な屈折率分布の付加については,ドーパントの拡散温度,時間およびコア/クラッド比率によりコントロールしている.これまでに,屈折率分布係数αの値を2.8~4.2の範囲で得られており,拡散の条件及びスクリュー回転速度の調整によるコア/クラッド比の制御によりgの値を精度良くコントロールする可能性が見えてきている.

  2. 累進屈折力GRINポリマーレンズの研究

    遠近両用眼鏡レンズとして注目を浴びている累進屈折力レンズを,GI型POFと同様,マクロな不均一性に従う屈折現象を利用,つまり,レンズ内に屈折率分布を有するGRINポリマーレンズにて作製することを試みている.屈折率分布を持たせることにより,曲率を変化させることなくパワーを変化させることができ,市販の累進屈折力レンズの課題である非点収差の低減が期待される.
    2004年度は,屈折率分布から実際に得られるパワー分布を計算することが可能となり,それにより最適分布設計に至り,所望のパワー分布を有するレンズの作製の可能性を見いだすことができた.

  3. 高輝度光散乱ポリマー導光体及び光散乱機能の詳細解析

    屈折率不均一性の大きさがポリマー分子コイルや高次構造の大きさ(1000Å程度)を有するようになると、屈折現象は生じず、光の波面は球面波となり散乱現象を生じる(図1中央右)。フォトニクスポリマーの高機能化を進める上では、分極率や形状に異方性のある異方性物質を用いる場合が多く、異方性物質による散乱は点や球体を前提にした既存の理論では十分に解析することが困難である。そこで異方性物質による散乱までも有効に解析することを可能とする散乱理論を目指してポリマー中での散乱現象を詳細に検討している。また散乱は、ポリマーの透明性を大きく左右する現象である一方で、光の制御手段ともなり得る現象である。すなわち散乱はフォトニクスポリマーにとって最も基本的な現象であると考えられる。このような視点から、モンテカルロ法を用いたシミュレーションによる多重散乱解析などを主な手法として散乱の基礎の解析を行っている.
    液晶ディスプレイのバックライトなどの導光板にはより透明なポリマーが要求されていた中、この散乱現象を積極的に利用し、導光板自体に散乱機能を付加することで高輝度な面光源とする光散乱ポリマー導光体を提案している.現在,ポリマー固体内部に真球微粒子を分散させた材料である光散乱ポリマー導光体について,内部の多重散乱特性の詳細な検討を主に行っており,多重散乱特性は,散乱微粒子の大きさ,屈折率(光学異方性を含む),濃度をパラメータとすることで制御可能であることが示唆されてきている.光学等方性粒子の散乱挙動については,理論が確立されており,粒径,波長,そして粒子とマトリックスの相対屈折率を用いて散乱挙動を表すことができるが,光学的に異方性の粒子についてはその散乱挙動が実験的に明らかにされていない.2004年度は,光学的及び形状的異方性を有する粒子の散乱特性の解析に注力した.その結果,形状異方性を有する場合,長軸方向の偏光が強く散乱されることが確認された.また,光学異方性に由来する散乱光強度は,長軸,短軸それぞれにおける粒子とマトリックスの屈折率差に依存すると考えられ,屈折率差が大きいほど散乱光強度も大きい傾向があることがわかってきている.また,入射偏光状態を保存して散乱する光学等方性粒子に対し,異方性粒子は,偏光を解消する効果を有することが明らかとなった.

  4. ポリマー複屈折の制御 -ゼロ複屈折性ポリマー-

    モノマーユニットのような数~十オングストローム程度の大きさになると、もはや球面波は生じず、ポリマー内に光の分極異方性を形成し、ポリマー鎖の配向に伴い複屈折が発生する(図1中央左)。この複屈折という現象は、光の偏波を乱すため、光偏波保持を必要とする現在の高精度光学デバイスにおいては、この問題の解決が不可欠となる。今までの理論によると、屈折率は光の波長オーダーのサイズ領域における平均的な屈折率を単位として作用するとされていた。しかしこの従来の理論では必ずしも説明することができないと思われる屈折現象が見出されており、この現象を軸にポリマー中での複屈折現象を新たな視点で検討し、ゼロ複屈折性光学ポリマーのデザイン及び実用化に向けた研究を発現原理までさかのぼって進め、その消去法を提案するに至った。
    これまでに,光学ポリマーの配向複屈折の消去法として「ランダム共重合法」「異方性低分子ドープ法」「異方性無機結晶ドープ法」という3つの配向複屈折の消去法を提案し,様々な複屈折の消去を試みている。異方性無機結晶ドープ法については,2003年8月,その成果がScience誌に掲載され,今まで実現できていなかった正の複屈折の消去を可能にした.2004年度は,本方法により,大きな複屈折を有する汎用ポリマーであるポリカーボネートの複屈折の消去を試み,7割程度の複屈折の消去にも成功している.一方,ポリマーの複屈折は,配向時だけではなく,応力付加により生じる光弾性複屈折というものが存在する.この光弾性複屈折についてもその消去を進めており,異方性低分子ドープ法により,その消去に成功している.
    大画面・高画質薄型ディスプレイの主流である液晶ディスプレイにおいて,その6割を占めるといわれるポリマー部材のコストダウンが課題の一つとなっている.そしてそのコストの下がらない主な要因は,ポリマーの複屈折の発生を防ぐために用いられるポリマーフィルムの製造プロセスにあると言われており,ゼロ複屈折性ポリマーは,液晶ディスプレイに用いられる各種フィルム部材の製造プロセスに大きな変革をもたらし,コストを大幅に低減化するとともに高品質化をも実現する材料として,その研究に力を注いでいる.

■卒業生の主な進路

大学院、科学技術振興機構ERATO-SORST、 株式会社 エヌ・ティ・ティ・ドコモ、日本アイ・ビー・エム株式会社、大和証券エスエムビーシー株式会社、株式会社野村総合研究所、日本電信電話株式会社、キヤノン株式会社、三井物産株式会社、東京海上日動火災保険株式会社等、ソニー

■発表論文・学会発表・特許申請など

原著論文

  1. T. Ishigure, Y. Aruga, and Y. Koike, “High-Bandwidth PVDF-Clad GI POF With Ultra-Low Bending Loss”, Journal of Lightwave Technology, 25(1), pp. 335-345, 2007.
  2. Y. Okamoto, F. Mikes, Y. Yang, and Y. Koike, “The effect of fluorine substituents on the polymerization mechanism of 2-methylene-1,3-dioxolane and properties of the polymer products”, Journal of Fluorine Chemistry, 128(3), pp. 202-206, 2007.
  3. 3. A. Tagaya, T. Harada, K. Koike, Y. Koike, Y. Okamoto, H. Teng, and L. Yang, ”Improvement of physical properties of poly (methyl methacrylate) by the copolymerization with pentafluorophenyl methacrylate,” Journal of Applied Polymer Science, 106, pp. 4219-4224, 2007.
  4. H. Teng, L. Yang, F. Mikes, Y. Koike and Y. Okamoto, “Property of modification of poly(methyl methacrylate) through copolymerization with fluorinated aryl methacrylate monomers”, Polymers for Advanced Technologies, 18, pp. 453-457, 2007.
  5. M. Asai, R. Hirose, A. Kondo, and Y. Koike, “High-Bandwidth Graded-Index Plastic Optical Fiber Prepared by the Dopant Diffusion Co-Extrusion”, Journal of Lightwave Technology, 25(10), pp. 3062-3067, 2007.
  6. R. Furukawa, A. Tagaya, S. Iwata, and Y. Koike, “Waveguiding property of a plastic optical fiber fabricated by low-birefringence copolymer”, Japanese Journal of Applied Physics, 46(47), pp. L1182-L1184 , 2007
  7. K. Koike, F. Mikes , Y. Okamoto, and Y. Koike, “Design and Synthesis of Graded Index Plastic Optical Fibers by Copolymeric System”, Polymers for advanced technologies (in press)

著書、編著

  1. 「情報・通信用光有機材料の最新技術」第1編第6章 高速光伝送・高画質ディスプレイのためのフォトニクスポリマー」シーエムシー出版(2007年3月)
  2.  “Developments of high-performance POF” “Fiber and Integrated Optics”誌、special issue for Polymer Optical Fibers, O. Ziemann編、Taylor and Francis社出版
  3.  “Plastic Optical Fibers: Technologies and Communication Links”, Optical Fiber Telecommunications V – A: COMPONENTS AND SUBSYSTEMS, Elsevier, pp.593-603 (2008年3月3日)

その他総説・解説

  1. 「ゼロ・ゼロ複屈折性ポリマー」、小池康博、多加谷明広、日本液晶学会誌「液晶」第11巻第1号、pp.6-pp.15、(2007年1月)
  2. 「プラスチック光ファイバの最新動向」、小池康博、光技術コンタクト4月号(2007年4月)
  3. “High-performance Polymer Optical Fiber”、高橋聡、小池康博、New Breeze Vol.19、No.3(通巻75号)pp.18-19、(2007年7月10日)
  4. “Zero Zero Birefringence Polymer”、小池康博、高分子7月号P.485 Hot Topics
  5. 「フォトニクスポリマーの基礎と新展開」小池康博、日本学術会議 学術の動向、Vol.12, No.12,(通巻第141号)、pp.66~67、(2007年12月1日)
  6. 「フォトニクスポリマー」、小池 康博、多加谷明広、工業材料、Vol.56, No.1、日刊工業新聞社、(2008年1月)

国際会議

・ 招待講演

  1. Y. Koike, “Status of High-Speed Plastic Optical Fiber for Broadband Society”, COBRA Colloquim, (Eindhoven, The Netherlands), April, 2007.
  2. Y. Koike, “Photonics Polymer Bringing Us back to Face-to-Face Communication”, IUPAC and ACS Conference on Macromolecules for a Sustainable, Safe and Healthy WORLD (IUMACRO 2007), (New York, U.S.A.) , June, 2007.
  3. A. Tagaya and Y. Koike, “Zero-birefringence Polymer and its Aplication”, IUPAC and ACS Conference on Macromolecules for a Sustainable, Safe and Healthy WORLD (IUMACRO 2007), (New York, U.S.A.) , June, 2007.
  4. Y. Koike, “Status of Photonics Polymers for “Fiber to the Display”, 9th International Conferences on Frontiers of Polymers and Advanced Materials (ICFPAM), Keynote Lecutre, (Cracow, Poland), July, 2007.
  5. Y. Koike, “Photonics Polymers for Fiber-to-the-Display”, 71st Prague Meetings on Macromolecules 47th Microsymposium Advanced Polymer Materials for Photonics and Electronics, (Prague, Czech Republic), July, 2007.
  6. A. Tagaya and Y. Koike, “Zero Zero-Birefringence Polymers for Optical Devices”, 71st Prague Meetings on Macromolecules 47th Microsymposium Advanced Polymer Materials for Photonics and Electronics, (Prague, Czech Republic), July, 2007.
  7. Y, Koike, “Status of Photonics Polymer for “Fiber-to-the-Display””, Special seminar at University of Southern California, (Los Angeles, U.S.A.), Augusut, 2007.
  8. Y. Koike, “Status of Photonics Polymer towards Broadband Society”, International Conference on Molecular Photonics, (Seattle, U.S.A.), August, 2007.
  9. Y. Koike, “Status of POF towards Future”, 16th International Conference on Plastic Optical Fiber, (Turin, Italy), September, 2007.
  10. Y. Koike, “The Status of POF Technology”, POF Symposium, 33rd European Conference and Exhibition on Optical Communication (ECOC 2007), (Berlin, Germany), September, 2007.
  11. Y. Koike, “Microoptics and Photonics Polymer”, The Thirteenth Microoptics Conference, Plenary Talk, (Takamatsu, Japan), October, 2007.
  12. Y. Koike, “Status of Photonics Polymer for “Fiber-to-the-Display””, 27th Meeting for Engineers of Taiwan at Industrial Technology Research Institute, (Taiwan, China), November, 2007.
  13. Y. Koike, “Fundamentals of Photonics Polymer and their Applications”, 8th Chitose International Forum, Plenary Talk, (Chitose, Japan), November, 2007.
  14. 14. Y. Koike, “Status of Photonics Polymer for Broadband Society”, The 10th Pacific Polymer Conference (PPC10), (Kobe, Japan), December, 2007.
  15. Y. Okamoto, H.Teng, A.Tagaya, and Y. Koike, “Improvement of physical properties of poly (methyl methacrylate) by the copolymerization with fluorophenyl methacrylate”, 9th International Symposium on Polymers for Advanced Technologies , (Shanghai, China), October, 2007.

・ 一般発表

  1. M. Asaai and Y. Koike, “ Control of Refractive Index Distribution for High-Bandwidth GI POF”, IUPAC and ACS Conference on Macromolecules for a Safe, Sustainable and Healthy World (IUMACRO 2007), (NY, USA), June 2007.
  2. K. Kotarou, H. Teng, Y. Okamoto, and Y. Koike, “Design of low-loss GI POF prepared by partially fluorinated polymers”, IUPAC and ACS Conference on Macromolecules for a Safe, Sustainable and Healthy World (IUMACRO 2007), (NY, USA), June 2007.
  3. M. Asai and Y. Koike, “Control of refractive index distribution for realization of high-functional optical polymer”, Society of Photographic Instrumentation Engineers (SPIE) Optics+Photonics 2007, (California、USA), August 2008.
  4. K. Kotarou, H. Teng, Y. Okamoto, and Y. Koike, “Design of low-loss and thermally stable GI POF prepared by a novel polymer”, Society of Photographic Instrumentation Engineers (SPIE) Optics+Photonics 2007, (California、USA), August 2008.
  5. R. Furukawa, K. Uehara, S. Takahashi, N. Ohtsu, and Y. Koike, “Fiber optic transmission of analog signals”, Society of Photographic Instrumentation Engineers (SPIE) Optics+Photonics 2007, (California、USA), August 2008.
  6. H. Takahashi, A. Tagaya, H. Teng, Y. Okamoto, and Y. Koike, “Design of low-loss GI POF prepared by partially fluorinated polymers Design of zero-birefringence optical polymer and analysis of birefringence of polymer”, Society of Photographic Instrumentation Engineers (SPIE) Optics+Photonics 2007, (California、USA), August 2008.
  7. A. Tagaya and Y. Koike, “Zero zero-birefringence polymers for photonics devices”, Society of Photographic Instrumentation Engineers (SPIE) Optics+Photonics 2007, (California、USA), August 2008.
  8. K. Kotarou, H. Teng, Y. Okamoto, and Y. Koike, “Design of low-loss and thermally stable GI POF prepared by partially fluorinated polymers”, 16th International Conference on Plastic Optical Fibers (ICPOF 2007), (Turin, Italy), September, 2007.
  9. R. Furukawa、A. Tagaya, S. Iwata, and Y. Koike, “Design of a polarization maintaining graded index plastic optical fiber by random co-polymerization”, 16th International Conference on Plastic Optical Fibers (ICPOF 2007), (Turin, Italy), September, 2007.
  10. M. Asai and Y. Koike, “Design of a polarization maintaining graded index plastic optical fiber by random co-polymerization”,16th International Conference on Plastic Optical Fibers (ICPOF 2007), (Turin, Italy), September, 2007.
  11. M. Asai and Y. Koike, “Control of Refractive Index Distribution for High-Bandwidth Graded Index Plastic Optical Fiber by Dopant Diffusion Co-Extrusion Process”, 16th International Conference on Plastic Optical Fibers (ICPOF 2007), (Turin, Italy), September, 2007.
  12. K. Uehara, A. Kondo、H. Takahashi, and Y. Koike, “High efficiency optical concentrator for plastic optical fiber communication”, 16th International Conference on Plastic Optical Fibers (ICPOF 2007), (Turin, Italy), September, 2007.
  13. A.Kondo, M. Noguchi, I. Miyamoto, S. Takahashi, and Y. Koike ,”High Numerical Aperture Graded Index Polymer Optical Fiber”, 16th International Conference on Plastic Optical Fibers (ICPOF 2007), (Turin, Italy), September, 2007.
  14. A. Tagaya and Y. Koike, “Zero Zero-Birefringence Polymers and Their Applications”, 8th Chitose International Forum on Photonics Science and Technology (Chitose, Hokkaido), November, 2007.
  15. H. Takahashi, A. Tagaya, and Y. Koike, “Analysis of birefringence of polymer and design of zero-birefringence optical polymer”, 8th Chitose International Forum on Photonics Science and Technology (Chitose, Hokkaido), November, 2007.
  16. Y. Yamaki, R. Hirose, A. Kondo, S. Takahashi, and Y. Koike, “Dopant Design for Thermally Stable Graded Index Polymer Optical Fiber”, The 10th Pacific Polymer Conference, (Kobe, Hyogo), December, 2007.
  17. K. Nehashi, S. Takahashi, and Y. Koike, “Electromagnetic Field Analysis of GI POF by the Finite-Element Method”, The 10th Pacific Polymer Conference, (Kobe, Hyogo), December, 2007.
  18. Y. Shitanoki, A. Tagaya, and Y. Koike, “Reduction of Astigmatism in a Progressive Addition Lens by the Effect of GRIN”, The 10th Pacific Polymer Conference, (Kobe, Hyogo), December, 2007.
  19. H. Takahashi, A. Tagaya, and Y. Koike” Analysis of birefringence of polymer and design of zero-birefringence optical polymer”, The 10th Pacific Polymer Conference, (Kobe, Hyogo), December, 2007.
  20. Y. Yamada, A. Tagaya, and Y. Koike, “Birefringent Control of a Photonics Polymer by Doping with a Birefringent Crystal”,The 10th Pacific Polymer Conference, (Kobe, Hyogo), December, 2007.
  21. Y. Katoh, T. Tagaya, and Y. Koike, “The analysis of scattering in photonics polymer doped with optically anisotropic cylinder particles”, The 10th Pacific Polymer Conference, (Kobe, Hyogo), December, 2007.
  22. T. Ohtani, A. Tagaya, and Y. Koike, “Analysis of Concentration and Particle Size Dependence of Orientation-Inhibition Effect”, The 10th Pacific Polymer Conference, (Kobe, Hyogo), December, 2007.

国内学会発表

・ 招待講演

  1. 「プラスチック光ファイバの現状と可能性」、高橋聡、小池康博、光ファイバ゙総合技術展2007 技術特別セミナー、(2007年4月26日、横浜)
  2. 「ITのためのフォトニクスポリマー」、小池康博、第56回高分子学会年次大会、(2007年5月31日、京都)
  3. 「新しい光学機能の創出 – フォトニクスポリマー」、小池康博、プラスチック成形加工学会18回年次大会、(2007年6月8日、東京)
  4. 「人にやさしいブロードバンド社会を開くフォトニクスポリマー」、小池康博、繊維学会年次大会特別講演、(2007年6月21日、東京)
  5. 「フォトニクスポリマーの基礎と新展開」、小池康博、高分子学会第31回湘南地区講演会、(2007年6月22日、神奈川)
  6. 「超高速POFの現状と高画質コミュニケーションの将来」、小池康博、第35回高柳記念未来技術フォーラム、(2007年9月27日、東京)
  7. 「フォトニクスポリマーの基礎と新展開」、小池康博、東京大学物性研究所談話会、(2007年10月25日、千葉)
  8. 「私にとってのファンダメンタルズ」、小池康博、高分子学会若手社員のための基礎講座、(2007年10月26日、平塚)
  9. 「ディスプレイのためのフォトニクスポリマー最新技術動向」、小池康博、光機能材料研究会第17回講演会、(2007年11月6日、東京)
  10. 「フォトニクスポリマーの基礎と機能創造」、小池康博、東京大学物性研究所創立50周年記念シンポジウム、(2007年11月22日、千葉)
  11. 「フォトニクスポリマー」、小池康博、社団法人 未踏科学技術協会<材料イノベーションシリーズ 5回>特別講演、(2007年12月13日東京)
  12. 「プラスチックファイバの実用化と導入状況」、高橋聡、小池康博、NGN時代の光技術・産業懇談会第4回討論会、(2008年1月23日、東京)
  13. 「“Fiber to the Display”とフォトニクスポリマー」、小池康博、第2回フォトニクスポリマー研究会講座 ~液晶ディスプレイと有機ELの最前線~基調講演、(2008年3月13日、東京)

・ 一般発表

  1. 「新規材料による低損失・高耐熱GI POFの設計」、小池康太郎、Hongxiang Teng、岡本善之、小池康博、第55回高分子学会年次大会、2007年5月29日(国立京都国際会館、京都)
  2. 「ゼロ複屈折性光学ポリマーの設計とポリマーおよび低分子の複屈折性解析、高橋秀俊、多加谷明広、岡本善之、小池康博、第55回高分子学会年次大会、2007年5月29日(国立京都国際会館、京都)
  3. 「溶融押出法によるGI型プラスチック光ファイバの作製」、近藤篤志、廣瀬竜馬、山木泰、浅井誠、小池康博、平成19年度繊維学会年次大会研究発表会、2007年6月20日~2007年6月22日(タワーホール船堀、東京)
  4. 「高機能光学ポリマーの屈折率分布制御」、浅井 誠,小池 康博、平成19年度繊維学会年次大会 研究発表会、2007年6月20日~2007年6月22日(タワーホール船堀、東京)
  5. 「POF用高効率集光デバイス」、上原桂二、近藤篤志、小池康博、POFコンソーシアム、2007年6 月28日、(慶應義塾大学三田キャンパス、東京)
  6. 「偏波保持GI型プラスチック光ファイバーとその特性」、古川怜、多加谷明広、岩田修一、小池康博、第56回高分子討論会、2007年9月19-21日、(名古屋工業大学、愛知)
  7. 「溶融押出法におけるGI POFの屈折率分布形成機構の解明」、浅井 誠、小池 康博、第56回高分子討論会、2007年9月19-21日、(名古屋工業大学、愛知)
  8. 「部分フッ素化ポリマーによる低損失GI POFの作製」、小池康太郎、近藤篤志、岡本善之、小池康博、第56回高分子討論会、2007年9月19-21日、(名古屋工業大学、愛知)
  9. 「GRINによる累進屈折力レンズ非点収差の低減可能性」、下木有生、多加谷明広、小池康博、第56回高分子討論会、2007年9月19-21日、(名古屋工業大学、愛知)
  10. 「新規ドーパント添加高耐熱GI型プラスチック光ファイバ」、山木 泰、廣瀬 竜馬,近藤 篤志,高橋 聡,小池 康博、第68回秋季応用物理学会学術講演会、2007年9月6日、(北海道工業大学、北海道)
  11. 「有限要素法による大コア径GI型POFのインパルス応答シミュレーション」、根橋加寿馬、 高橋聡 小池康博、第68回秋季応用物理学会学術講演会、2007年9月6日、(北海道工業大学、北海道)
  12. 「GI型POFの接続損失シミュレーション」、根橋加寿馬、 高橋聡 野口裕久 小池康博、電子情報通信学会2007年ソサイエティ大会、2007年9月13日、(鳥取大学、鳥取)
  13. 「ナノ粒子添加による光学ポリマーの配向抑制効果の粒径依存性解析」、大谷壮司、多加谷明広、小池康博、第56回高分子討論会、2007年9月19日、(名古屋工業大学、愛知)
  14. 「複屈折性結晶ドープ法によるフォトニクスポリマーの複屈折制御」、山田有希子、多加谷明広、小池康博、第56回高分子討論会、2007年9月19日、(名古屋工業大学、愛知)
  15. 「光学異方性棒状粒子添加フォト二クスポリマーの散乱特性解析」、加藤由可子、多加谷明広、小池康博、第56回高分子討論会、2007年9月19日、(名古屋工業大学、愛知)
  16. 「ゼロ複屈折性光学ポリマーの設計とポリマーの複屈折性解析」、高橋秀俊、 多加谷明広 小池康博、第56回高分子討論会、2007年9月19日~21日、(名古屋工業大学、愛知)
  17. 「新規ドーパントによる高耐熱GI型ポリマー光ファイバ」、山木 泰、廣瀬 竜馬、近藤 篤志、高橋 聡、小池 康博、第56回高分子討論会、2007年9月19日~21日、(名古屋工業大学、愛知)
  18. 「ポリマーの配向複屈折・光弾性複屈折解析とゼロ・ゼロ複屈折ポリマーの設計」、多加谷明広、小池康博、第15回プラスチック成形加工学会秋季大会、2007年11月21日- 22日、(山口県社会福祉会館、山口)
  19. 「広帯域・低曲げ損失屈折率分布型ポリマー光ファイバ」、近藤篤志、根橋加寿馬、田中爾文、小池康博、電子情報通信学会 2008年総合大会、2008年3月18日~3月21日、(北九州学術研究都市、北九州市)
  20. 「低損失・広帯域屈折率分布型マルチコアポリマー導波路」、近藤篤志、倉島和良、田中爾文、小池康博、電子情報通信学会 2008年総合大会、2008年3月18日~3月21日、(北九州学術研究都市、北九州市)
  21. 「POF用高効率集光素子」、上原桂二、近藤篤志、高橋聡、小池康博、電子情報通信学会 2008年総合大会、2008年3月18日~3月21日、(北九州学術研究都市、北九州市)
  22. 「GI型プラスチック光ファイバーの限定モード励振条件」、高橋聡、野田隆文、小池康博、応用物理学会第55春季年会、2008年3月27日~30日、(日本大学理工学部 船橋キャンパス、千葉)

出願特許

2件(未公開)

学位論文

修士論文

  • 小池康太郎:「耐熱性透明フォトニクスポリマーの設計とその特性解析」
  • 高橋秀俊:「ゼロ複屈折性光学ポリマーの設計とポリマーの複屈折性解析」

卒業論文

  • 犬塚友香里:「部分塩素化GI型プラスチック光ファイバの作製とその特性解析」
  • 鹿間光太:「フォトニクスポリマーの複屈折波長分散性の解明とその制御」
  • 野田隆文:「GI型プラスチック光ファイバの限定モード励振条件」
  • 馬島貴教:「フォトニクスポリマーの複屈折解析と二色性色素を用いた共重合体の設計」
  • 山崎小百合:「架橋ポリマーの複屈折消去」
  • 渡邉克基:「溶融押出法における広帯域GI型POFの作製」

■受賞

  •  The 2007 MOC Award

■称号

  • アイントホーヘン工科大学名誉博士号

Dept. Applied Physics and Physico-Informatics