1999年度 南谷研究室

構成

教授:
南谷晴之
博士課程
3年:中川恵美子 2年:塚田孝祐,長尾朋和 1年:高橋未帆
修士課程
2年:飯島淳彦,今関善晴,川村友美,橋本尚,東島健太郎
1年:内田朋宏,加藤寛史,菊池健司,酒井修平,竹内裕子,
平野亮,藤沢昇
学部
4年: 有馬佑輔,小澤正,下条智貴,瀧口裕司,長谷憲太朗,
平本誠二,松崎和喜,山口晋一

研究概要

「バイオセンシングと生体生理機能の解析」

  • 埋め込み型心拍・血圧・体温計測カプセル
  • ストレス負荷ラットの心拍・血圧・体温の長時間モニタリング
  • 口腔内生理情報の計測とモニタリングシステム
  • グルコースセンサ、pHセンサ、酸素センサの開発
  • 顔表情運動の画像解析と臨床応用
  • 赤外線技術応用アルツハイマー病診断システム
  • 眼球運動・眼振計測システムの開発と臨床応用

「光・画像解析法による微小循環計測と細胞機能の解析」

  • 光増感剤を用いた組織微小循環系の酸素代謝計測
  • 蛍光イメージング・画像相関解析による臓器組織血流の計測
  • 微小血管のマイクロマシーンモデリングと血球細胞変形能の計測
  • 光散乱法による血小板凝集能の解析と粘弾性計測
  • 原子間力顕微鏡による血球細胞膜の弾性計測と形状イメージング
  • 免疫細胞と組織粘膜障害における活性酸素イメージング
  • 糖尿病と高脂血症における微小循環機能の解析

「光化学治療における殺細胞・血流遮断メカニズムの解析」

  • 殺細胞効果とアポトーシス機構の解明
  • 光化学反応における活性酸素生成と抑制メカニズムの解析
  • 光化学反応に伴う細胞内物質変化の共焦点イメージングと定量化
  • 光増感剤の細胞内取り込み・排出機構の解析
  • 光化学反応における血管内皮細胞と血小板機能の解析
  • 血栓形成と血流遮断効果におけるスカベンジャ機能の解析

「NIRSとMRSによる生体酸素代謝計測」

  • 血中酸素飽和度の無侵襲計測
  • 近赤外と磁気共鳴スペクトルスコピーによる筋の酸素・リン代謝
    計測
  • 筋疾患の診断と薬理効果の解析

研究成果

「著書」

  • 石川春律、鈴木和男、南谷晴之「バイオイメージングの最先端-生体の構造と 機能を探る-」、先端医療技術研究所刊 (1999年12月)

「原著論文」

  • 長尾朋和、飯野徹、斉藤聡、山本剛、南谷晴之:「Q-switched Nd:YAG laser 光 励起時における光感受性物質由来の活性酸素測定」、電気学会論文誌A, Vol.119-A, No.3, 261-266 (1999)
  • 石田明允、福岡豊、田中健二郎、南谷晴之:「立位姿勢の調節における体性感覚 の役割」、日本臨床バイオメカニクス学会誌、Vol.20, No.1, 373-376 (1999)
  • Y.Fukuoka, K.Tanaka, A.Ishida, H.Minamitani: ” Characteristics of Visually Feedback in Postural Control during Standing “, IEEE Trans. Rehabilitation Engineering, Vol.7, No.4, 427-434 (1999)
  • T.Nagai, E.Sekizuka, C.Oshio, K.Tsukada, H.Minamitani: ” Shape Analysis of Red Blood cell Deformability with Micro-channel Capillary Model “, Microcirculation Annual, Vol.15, 43-44
  • (1999) Saito, T.Nagao, Y.Imazeki, H.Minamitani: ” Vascular Shut Down Effect in Photodynamic Therapy – Platelet Thrombus Formation Induced by Photochemical Reaction -“, Microcirculation Annual, Vol.15, 67-68 (1999)
  • T.Kawamura, H.Minamitani, E.Sekizuka, C.Oshio: ” Erythrocyte Elastic Properties Measured by Atomic Force Microscope “, Microcirculation Annual, Vol.15, 155-156 (1999)
  • 南谷晴之、関塚永一、大塩力:「微小血管内のオプティカルフローと血流速度分 布」、可視化情報、Vol.19, No.1, 157-160 (1999)
  • 田村友洋、国広幸伸、南谷晴之、衛藤憲人、神崎仁:「オプティカルフローを用 いた顔面神経麻痺の客観的評価の試み」、Facial Nerve Research, Vol.19, 64- 66 (1999)
  • T.Sumi, Y.Machi, H.Minamitani: ” Physiological Measurements during Respiratory Cycle of Neiyang-gong “, Journal Int. Soc. Life Information, Science, Vol.17, No.2, 318-324 (1999)
  • K.H.Kim and H.Minamitani: ” Active Optical Poly-vinylchloride Thin Film Waveguide Ion Sensor “, Optical Review, Vol.7, No.2, 152-157 (2000)
  • 植野彰規、立山剛、高瀬守一朗、南谷晴之:「持続性覚醒変化に対するサッケー ド動特性の依存性」、電子情報通信学会論文誌、Vol.J83-D-II, No.4, 1172-1179 (2000)

「解説論文」

  • 藤田欣也、南谷晴之:「電気刺激」、バイオメカニズム学会誌、Vol.24, No.1, 30-31 (2000)

「国際会議論文」

  • H.Minamitani, Y.Suzuki, K.Kim: ” Long-term Monitoring of Physiological Information by Using Mouthpiece-type Sensor and PFM-FM Telemeter System “, Proc. 4th Asia-Pacific Conf. Med.& Biol.Eng., 278 (1999)
  • K.H.Kim, M.Matsumoto, H.Minamitani, S.W.Kang: ” Measurement of Glucose and Cholesterol Concentration Using Biochemical sensor Based on Optical Waveguide “, Proc. 4th Asia-Pacific Conf. Med.& Biol.Eng., 310 (1999)
  • Y.Imazeki, A.Saito, T.Nagao, H.Minamitani: ” Vascular Shutdown Effect in Photodynamic Therapy – Influence of Blood Flow Velocity on the Platelet Thrombus Formation “, Proc. 8th Cong. European Society Photobiology, 50 (1999) T.Nagao, A.Saito, Y.Imazeki, H,Minamitani: ” Microscopic Studies on Photobleaching of Zinc Coproporphyrin in Living Cells “, Proc. 8th Cong. European Society Photobiology, 71 (1999)
  • H.Minamitani, T.Kawamura, E.Sekizuka, C.Oshio: ” Deformability and Viscoelasticity of Diabetic Erythrocytes Measured by Microchannel Flow System and Atomic Force Microscope “, Proc. 1st Joint BMES/EMBS, IEEE Conf., 72 (1999)
  • K.Higashijima, Y.Fukuoka, A.Hoshino, A.Ishida, H.Minamitani: ” Kinematics Measurement of Mobile Bearing Total Knee Arthroplasty “, Proc. 1st Joint BMES/EMBS, IEEE Conf., 515 (1999)
  • Y.Fukuoka, T.Nagata, A.Ishida, H.Minamitani: ” Characteristics of Proprioceptive Feedback in Postural Control “, Proc. 1st Joint  BMES/EMBS, IEEE Conf., 542 (1999)
  • A. Iijima, A.Ueno, M.Nishimura, N.Ishikwa, H.Hosaka, H.Minamitani: ” Image Analysis of Quick Phase Eye Movement in Nystagmus “, Proc. 1st Joint BMES/EMBS, IEEE Conf., 1092 (1999)

「学会発表」

  • 南谷晴之、鈴木洋一郎:「口腔内生理情報の連続モニタリング」、電子情報通信 学会技術研究報告、MBE98-144, 25-32 (1999)
  • 立山剛、植野彰規、高瀬守一朗、南谷晴之:「サッケード動特性の変化と覚醒水 準の関係-モデルシミュレーションによる検討」、電子情報通信学会技術研究 報告、MBE98-151, 77-84 (1999)
  • 南谷晴之、林佐千男、永田隆信:「ストレス・疲労にともなう心拍変動-ニュー ラルネットによる自律神経活動の評価」、電子情報通信学会技術研究報告、 MBE98-156, 115-122 (1999)
  • 永田隆信、福岡豊、石田明允、南谷晴之:「直立姿勢制御における視覚の役割」、 第14回生体生理工学シンポジウム論文集、47-50 (1999)
  • 南谷晴之、園増文、竹内裕子:「慢性音響ストレス負荷によるサーカディアンリ ズムとHRVスペクトル指数の変動」、第14回生体生理工学シンポジウム論文 集、401-404 (1999)
  • 中川恵美子、南谷晴之:「近赤外光を用いた無侵襲血液酸素濃度センサ」、電気 学会化学センサ研究会資料、CS-99-29, 7-11 (1999)
  • 塚田孝祐、南谷晴之、関塚永一、大塩力:「酸素感受性リン光プローブを用いた 微小循環系血管の血中酸素分圧計測」、電気学会化学センサ研究会資料、CS- 99-34, 34-38 (1999)
  • ほか、17件

「特許申請」

  • 南谷晴之、田村友洋、国広幸伸、衛藤憲人、神崎仁:「顔面運動解析装置および  顔面運動解析プログラムを記憶した記憶媒体」、特願平11-351927
  • 灰田宗孝、園田重昭、南谷晴之、飯島淳彦:「超音波刺激装置」、特願2000-189955

学位論文

博士論文

  • Kyungho Kim ” Studies on Thin-film Optical Waveguide Sensors for Biochemical Sensing “ (主査・生体医工学専攻)
  • 植野彰規「サッケード眼球運動の特性解析に基づく覚醒水準評価法の研究」 (主査・生体医工学専攻)
  • 武田正治「フリッカー融合点による中枢性疲労の検出に関する研究」 (副査・管理工学専攻)

修士論文

  • 清水智哉「糖尿病微小循環における易血栓形成性の検討」
  • 角 俊範「気功時における呼吸の心循環調節系に及ぼす効果」
  • 立山 剛「眼球関連情報の連続計測による覚醒水準依存性評価」
  • 田村友洋「オプティカルフローを用いた顔面神経麻痺の定量的評価法」
  • 永田隆信「直立姿勢制御における視覚系の役割」

卒業論文

  • 内田朋宏「糖尿病における血小板凝集能計測」
  • 加藤寛史「活動筋における酸素とリン代謝の非侵襲的モニタリング」
  • 菊池健司「ヒト肺小細胞癌に対するアミノレブリン・光化学治療の研究」
  • 北林紀子「マイクロチャネルアレイ法を用いた高脂血症赤血球の変形能解析」
  • 酒井修平「グルコース濃度測定用光吸収型ファイバセンサの研究」
  • 竹内裕子「慢性ストレスにおける心拍変動スペクトル指数のサーカディアンリズム」
  • 平野 亮「随意的な両側同時指示指運動における大脳運動野の活性化に関する研究-MEGによる検討-」
  • 藤沢 昇「姿勢制御系における感覚フィードバックの同定」

進路

三星電子研究所(韓国) 東京電機大学理工学専任講師 NHK NTTコミュニケーション フロム・ソフトウェア 東急エージェンシー 慶応義塾大学大学院理工学研究科進学 松下通信工業

受賞

  • 中川恵美子:日本ME学会研究奨励賞・科学新聞賞(平成12年5月)
  • 長尾朋和 :藤原賞(平成12年3月)、日本ME学会研究奨励賞・科学新聞賞(平成12年5月)

研究助成

  • 文部省科学研究費・基盤研究B(展開研究)「微小循環モデルのマイクロマシーニングと血球細胞の変形・流動能の解析法」(平成11年~12年)
  • NEDO医学・工学連携型研究事業「低侵襲超高感度選択的・局所診断治療一元化システムの基盤研究」(平成11年~15年、分担)
  • 日本学術振興会・科学研究費基盤研究B(一般研究)「腫瘍細胞の再酸素化による  放射線感受性改善と光線力学治療の複合効果」(平成12年~13年)
  • 日本学術振興会・科学研究費(萌芽的研究)「光化学反応に基づく選択的局所診  断・治療用細径カテーテルレーザーアプリケータの開発」(平成12年~13年)
  • 日韓国際共同研究事業「Development of Miniaturized Wireless Endoscopic Telemetry Module」(2000年~2004年、分担)

Dept. Applied Physics and Physico-Informatics