2004年度 小池研究室

構成

教授 小池康博

訪問講師 多加谷明広

博士課程3年

大喜田尚紀、近藤篤志

博士課程2年

牧野健志

修士2年

池部優佳、石橋香代子、大床国広、川口直輝、近藤重邦、佐野和則、中村卓弘

修士1年

有賀祐太、伊藤 慎、海老原裕貴、川瀬大輔、鈴木恭平、高橋慶太、田中 良、山崎啓太

学部

浅井 誠、大津隆之、佐藤 新、高沢洋樹、中間健勇、原田知明、廣瀬竜馬、

研究成果

次世代のフォトニクス材料として,新しい光機能を有するポリマーの創出と提案を行っている.フォトニクス材料として要求される「透明性」、「屈折率制御」、「偏波制御」といった機能を満足させることは、巨大な分子鎖の集合体であるポリマーでは,相互作用が複雑で不可能であるとわれてきた.当研究室では,ポリマーの光物性をその起源から究明していくことによりその相互作用を解明し,新しい光機能性ポリマーを創出、さらにはそれを利用した新しい高機能性フォトニクスデバイスの実現を目的として研究を行っている.
これまでの研究により,高分子中の不均一構造と光波は,その不均一構造の大きさのディメンジョンによって異なることがわかり,大きく4つのディメンジョンに分けられることを見いだした.それぞれのディメンジョンにおける相互作用を詳細に解析し,フォトニクスデバイスに要求される光機能へ有効に結びつけることにより新規機能性ポリマーの創出を試みている.
図1はその概念図である.以下に主な研究テーマ別に研究内容の詳細を記載する.

1.超高速通信用屈折率分布型(Graded-Index, GI型)プラスチック光ファイバー(POF)とその応用

数10 mm以上のマクロなオーダーのある屈折率の不均一性が存在すると(図1右端)、光の波面はポリマー内のマクロな屈折率の不均一性に従い屈折する。この現象を利用し、光ファイバーの半径方向に適切な屈折率の分布を形成することによってモード分散をコントロールし,ギガビットクラスの高速伝送機能を創出した。
GI-POFは,ギガビットクラスの高速伝送機能を有しながらポリマーという材質の最大の特徴である柔軟性を併せ持つため,オフィス内や家庭内LANなどの超短距離伝送網の特徴であり課題でもある,接続,分岐,屈曲の問題を克服する伝送媒体として有力な候補の一つとなっている.GI-POFにより,リアルタイムコミュニケーションを等身大で実現しうる超高速ネットワークの構築へ向けて,多様な研究を進めている.

1-1 超高速GI型POFの作製と最適屈折率分布設計(石榑研究室と共同)

屈折率分布型POF(GI型POF)ではそのコアに形成した屈折率分布構造により、光のモード分散をコントロールしながら光を伝搬させる。分散はPOFの伝送帯域(伝送速度)を支配する最も重要な要因であり,主なものとしてモード分散と材料分散がある。モード間で生じるモード分散は屈折率分布を高度に制御することで取り除くことが可能である。GI型POFは、ポリマーの重合過程を利用しながら添加物質(ドーパント)に分布を生じさせることで屈折率分布を与える、界面ゲル重合法を利用して作製している。屈折率分布の高精度な制御には、重合法における屈折率分布形成のメカニズムの解明が非常に重要であり、その詳細な解明を進めている。昨年度より最適分布形成プロセスの定量的解明を進めている.解析には2つの手法を主に用いており,一つは,ラマン分光分析によりポリマーやドーパントの濃度分布を定量的に測定する方法で,これにより拡散プロセスを明確化することができる.そしてもう一方はプリフォームアナライザによりプリフォームの屈折率分布を非破壊で測定し,重合過程での分布形成経時変化を観察する方法である.
これらの解析により屈折率分布形成を支配する種々のファクターについて,それぞれの分布への影響の詳細が解明されつつあり,精度の高い分布のコントロール及び,最適屈折率分布形成の作製条件について新たな知見が得られてきている.具体的にはドーパントのサイズによる影響,クラッドとなる中空管の分子量による影響が明確となり,重合温度の最適化により拡散過程と重合速度を調整し,所望の屈折率分布得るための作製条件を材料の物性にあわせてデザインすることができるようになってきている.

1-2  GI型POFにおける伝搬モードの特性解析(石榑研究室と共同)

伝搬モード特性は,高速伝送機能を付加するにあたって非常に重要であり,その評価を詳細に行うことにより, GI-POFの最適導波路設計そしてそれに伴って高速化が可能となる. GI-POFは,使用環境が家庭やオフィス内などの短距離領域が主となると考えられ,短距離POFリンクにおいて使用する光源の特性を加味した検討が必要となる.光源となるLDはスポット径が小さく,励振条件としてはUFL(Under-filled Launch)と考えられるため,UFLを想定した最適屈折率分布の設計,伝搬モード解析を行っている.
モードカップリングに関しては,その存在によりUFLによる励振条件依存性が保たれず,伝搬中に高次モード成分への結合が生じて峡帯域化に繋がってしまうことが確認された.モードカップリングは,高NA化により抑制されることがこれまでの研究によりわかっているが,高NA化に伴う屈折率分布制御の高精度化という課題が生じるため,その最適設計に注力した.その結果,新たな屈折率分布の提案に至り,しかもより簡易な方法で得られることが確認された.

1-3  超ギガビット高速通信用全フッ素化GI-POF(石榑研究室と共同)

分散の原因の一つに,屈折率の波長依存性に起因する材料分散がある.これは材料に固有のものであり、GI型POFにおける屈折率分布の制御を高精度になしてモード分散を小さくすればするほど材料分散の影響が大きくなる。したがって材料分散を如何に小さくできるかが、更なるPOFの高速化において重要となる。全フッ素化ポリマーは,材料分散が非常に小さく,更に,光通信の使用波長である近赤外域において低損失であるため,既存の石英系光ファイバーをも凌ぐ高速通信を可能にするファイバーであることがこれまでにわかっている.2004年度には,この全フッ素化GI-POFにおいて,電話線20万本に相当する10Gbpsの伝送に成功し,リアルタイム動画伝送はもちろん,膨らみ続ける情報量に十分対応できる伝送媒体として満足しうる性能を確認することができた.

1-4 多層押し出し法によるGI-POFの作製
GI-POFの量産化に向けた新たな製法として検討を続けている多層押し出し法は,コア材とクラッド材を別々に溶融させて押し出し,それを同心円状になるようにあわせた後加熱,拡散行程を経てGI-POF を得るといった方法であり,一般に,SI-POFやその他繊維の紡糸に用いられている方法である.GI-POF化に向けた様々な条件検討,主に屈折率分布制御を中心に進めているが,重要となるファクターとしては,ポリマーを溶融させて押し出すため溶融粘度,及びコア,クラッドの比率および拡散過程のコントロールがあげられ,それぞれ検討を重ねてきた.
POF化にあたっては,使用するポリマー及びドーパント添加ポリマーの溶融粘度を測定,調整を行うTry & Errorを繰り返し,ポリマーの分子量を変化させて溶融粘度の調整することにより安定したPOFの作製を可能にすることができた.また,高速伝送機能を持たせるために重要な屈折率分布の付加については,ドーパントの拡散温度,時間およびコア/クラッド比率によりコントロールしている.これまでに,屈折率分布係数αの値を2.8~4.2の範囲で得られており,拡散の条件及びスクリュー回転速度の調整によるコア/クラッド比の制御によりgの値を精度良くコントロールする可能性が見えてきている.

2.累進屈折力GRINポリマーレンズの研究

遠近両用眼鏡レンズとして注目を浴びている累進屈折力レンズを,GI型POFと同様,マクロな不均一性に従う屈折現象を利用,つまり,レンズ内に屈折率分布を有するGRINポリマーレンズにて作製することを試みている.屈折率分布を持たせることにより,曲率を変化させることなくパワーを変化させることができ,市販の累進屈折力レンズの課題である非点収差の低減が期待される.
2004年度は,屈折率分布から実際に得られるパワー分布を計算することが可能となり,それにより最適分布設計に至り,所望のパワー分布を有するレンズの作製の可能性を見いだすことができた.

3.高輝度光散乱ポリマー導光体及び光散乱機能の詳細解析

屈折率不均一性の大きさがポリマー分子コイルや高次構造の大きさ(1000Å程度)を有するようになると、屈折現象は生じず、光の波面は球面波となり散乱現象を生じる(図1中央右)。フォトニクスポリマーの高機能化を進める上では、分極率や形状に異方性のある異方性物質を用いる場合が多く、異方性物質による散乱は点や球体を前提にした既存の理論では十分に解析することが困難である。そこで異方性物質による散乱までも有効に解析することを可能とする散乱理論を目指してポリマー中での散乱現象を詳細に検討している。また散乱は、ポリマーの透明性を大きく左右する現象である一方で、光の制御手段ともなり得る現象である。すなわち散乱はフォトニクスポリマーにとって最も基本的な現象であると考えられる。このような視点から、モンテカルロ法を用いたシミュレーションによる多重散乱解析などを主な手法として散乱の基礎の解析を行っている.
液晶ディスプレイのバックライトなどの導光板にはより透明なポリマーが要求されていた中、この散乱現象を積極的に利用し、導光板自体に散乱機能を付加することで高輝度な面光源とする光散乱ポリマー導光体を提案している.現在,ポリマー固体内部に真球微粒子を分散させた材料である光散乱ポリマー導光体について,内部の多重散乱特性の詳細な検討を主に行っており,多重散乱特性は,散乱微粒子の大きさ,屈折率(光学異方性を含む),濃度をパラメータとすることで制御可能であることが示唆されてきている.光学等方性粒子の散乱挙動については,理論が確立されており,粒径,波長,そして粒子とマトリックスの相対屈折率を用いて散乱挙動を表すことができるが,光学的に異方性の粒子についてはその散乱挙動が実験的に明らかにされていない.2004年度は,光学的及び形状的異方性を有する粒子の散乱特性の解析に注力した.その結果,形状異方性を有する場合,長軸方向の偏光が強く散乱されることが確認された.また,光学異方性に由来する散乱光強度は,長軸,短軸それぞれにおける粒子とマトリックスの屈折率差に依存すると考えられ,屈折率差が大きいほど散乱光強度も大きい傾向があることがわかってきている.また,入射偏光状態を保存して散乱する光学等方性粒子に対し,異方性粒子は,偏光を解消する効果を有することが明らかとなった.

4.ポリマー複屈折の制御 -ゼロ複屈折性ポリマー-

モノマーユニットのような数~十オングストローム程度の大きさになると、もはや球面波は生じず、ポリマー内に光の分極異方性を形成し、ポリマー鎖の配向に伴い複屈折が発生する(図1中央左)。この複屈折という現象は、光の偏波を乱すため、光偏波保持を必要とする現在の高精度光学デバイスにおいては、この問題の解決が不可欠となる。今までの理論によると、屈折率は光の波長オーダーのサイズ領域における平均的な屈折率を単位として作用するとされていた。しかしこの従来の理論では必ずしも説明することができないと思われる屈折現象が見出されており、この現象を軸にポリマー中での複屈折現象を新たな視点で検討し、ゼロ複屈折性光学ポリマーのデザイン及び実用化に向けた研究を発現原理までさかのぼって進め、その消去法を提案するに至った。
これまでに,光学ポリマーの配向複屈折の消去法として「ランダム共重合法」「異方性低分子ドープ法」「異方性無機結晶ドープ法」という3つの配向複屈折の消去法を提案し,様々な複屈折の消去を試みている。異方性無機結晶ドープ法については,2003年8月,その成果がScience誌に掲載され,今まで実現できていなかった正の複屈折の消去を可能にした.2004年度は,本方法により,大きな複屈折を有する汎用ポリマーであるポリカーボネートの複屈折の消去を試み,7割程度の複屈折の消去にも成功している.一方,ポリマーの複屈折は,配向時だけではなく,応力付加により生じる光弾性複屈折というものが存在する.この光弾性複屈折についてもその消去を進めており,異方性低分子ドープ法により,その消去に成功している.
大画面・高画質薄型ディスプレイの主流である液晶ディスプレイにおいて,その6割を占めるといわれるポリマー部材のコストダウンが課題の一つとなっている.そしてそのコストの下がらない主な要因は,ポリマーの複屈折の発生を防ぐために用いられるポリマーフィルムの製造プロセスにあると言われており,ゼロ複屈折性ポリマーは,液晶ディスプレイに用いられる各種フィルム部材の製造プロセスに大きな変革をもたらし,コストを大幅に低減化するとともに高品質化をも実現する材料として,その研究に力を注いでいる.

発表論文・学会発表・特許申請など

原著論文

  1. H. Ohkita, Y. Abe, H. Kojima, A. Tagaya, and Y. Koike, “Birefringence Reduction Method for Optical Polymers by The Orientation-Inhibition Effect of Silica Particles,” Applied Physics Letters, Vol. 84, No. 18, pp.3534-3536, May, 2004.
  2. W. Liu, Y. Koike, and Y. Okamoto, “Stereochemistry of The Radical Polymerization of Vinyl Pentafluorobenzoate,” Polymer, Vol. 45, Issue 16, pp. 5491-5495, July 2004.
  3. T. Ishigure, H. Endo, K. Ohdoko, and Y. Koike, “High-Bandwidth Plastic Optical Fiber with W-Refractive Index Profile,” IEEE Photonics Technology Letters, Vol. 16, No. 9, pp. 2081-2083, September, 2004.
  4. W. Liu, F. Mikes, Y. Guo, Y. Koike and Y. Okamoto, “Free-Radical Polymerization of Dioxolane and Dioxane Derivatives: Effect of Fluorine Substituents on the Ring Opening Polymerization,” Journal of Polymer Science: Part A: Polymer Chemistry, Vol. 42, Issue 20, pp. 5180-5188, September, 2004.
  5. Y. Yang, F. Mikes, Y. Koike, and Y. Okamoto, “Synthesis and Properties of Partially Fluorinated Amorphous Ring Containing Polymers: Poly[bis(2,2-difluorovinyl) formal], Poly[bis(2,2-difluorovinyl) difluoroformal], and Poly[bis(1-deutorio-2,2-difluorovinyl)-difluoroformal],” Macromolecules, Vol. 37, No. 21, pp.7918-7923, September, 2004.
  6. T. Okumura, M. Horiguchi, H. Suzuki, A. Tagaya, and Y. Koike, “Highly-Efficient Backlight for Liquid Crystal Display Having No Optical Films,” Molecular Crystals and Liquid Crystals, Vol. 418, pp. 299-313, 2004.
  7. H. Ohkita, A. Tagaya, and Y. Koike, “Preparation of A Zero-Birefringence Polymer Doped with A Birefringent Crystal and Analysis of Its Characteristics,” Macromolecules, Vol. 37, No. 22, pp. 8342-8348, November, 2004.
  8. K. Ohdoko, T. Ishigure, and Y. Koike, “Propagating Mode Analysis and Design of Waveguide Parameters of GI POF for Very Short-Reach Network Use,” IEEE Photonics Technology Letters, Vol. 17, No. 1, pp. 79-81, January, 2005.

著書、編著

  1. 高分子学会編 高分子先端材料One point 1「フォトニクスポリマー」、共立出版株式会社、(2004年6月)
  2. 日本科学会編 第5版実験化学講座27「機能性材料」、丸善株式会社、(2004年9月)
  3. ファインケミカルシリーズ「ナノ粒子・マイクロ粒子の最先端技術」、シーエムシー出版、(2004年10月)
  4. POFコンソーシアム編「ブロードバンド時代の光ファイバThe POF」、株式会社 エヌ・ティー・エス、(2004年12月)
  5. 増補改訂版「新機能を生むマイクロ構造の創製とその応用-3次元マイクロ構造、ヘリカルらせん構造、化学センシング、表面マイクロ構造-」、株式会社ティー・アイ・シー、(2005年1月)

その他総説・解説

  1. 多加谷明広、小池康博、「ゼロ複屈折性フォトニクスポリマーフィルム」、日本化学会誌「化学と工業」、2004年7月号,Vol.57, No.7, pp.749-751、(2004年7月)
  2. 小池康博、近藤篤志、「プラスチック光ファイバー」、化学工学」、Vol. 68, No. 8, pp. 442-444、(2004年8月)

国際会議

・ 招待講演

  1. Y. Koike, “Proposal of Novel Photonics Polymers for Broadband Society,” International Symposium on Polymer Chemistry (PC’2004), (Changchun, China), June, 2004.
  2. Y. Koike, “Novel Photonics Polymer for Broadband Society,” International Union of Pure and Applied Chemistry (IUPAC), 40th International Symposium on Macromolecules, World Polymer Congress, MACRO 2004, (Paris, France), July, 2004.
  3. A. Tagaya, H. Ohkita, Y. Koike, “Zero-Birefringence Optical Polymers by Nano-Crystals,” XIII International Materials Research Congress, Symposium 12, New Trends in polymer Chemistry and Characterization, (Cancun, Mexico), August, 2004.
  4. Y. Koike, T. Ishigure, “Novel Photonics Polymer for High-Quality Display and High-Speed Data Transmission,” 10th Microoptics Conference, (MOC’04), Keynote Talk, (Jena, Germany), September, 2004.
  5. Y. Koike, “”Fiber to the Display” Achieved by Novel Photonics Polymer,” Frontiers in Polymer Science, (Leuven, Belgium), September, 2004.
  6. Y. Koike, “Status of POF Technology,” 13th International Plastic Optical Fiber Conference 2004, (Nurunberg, Germany), September, 2004.
  7. T. Ishigure, H. Endo, K. Takahashi, Y. Ebihara, and Y. Koike, “Total Dispersion Compensation Design of POF,” 13th International Plastic Optical Fiber Conference 2004, (Nurunberg, Germany), September, 2004.
  8. Y. Koike, “Photonics Polymers,” BASF AsiaWorkshop 2004 on Nanomaterials, (Shanghai, China), November, 2004.
  9. A. Tagaya, Y. Koike, “Zero-Birefringence Optical Polymers by Nano-Birefringent Crystals,” BASF AsiaWorkshop 2004 on Nanomaterials, (Shanghai, China), November, 2004.
  10. A. Shimura, Y. Sugawara, S. Haruyama, M. Nakagaw , H. Suzuki, A. Kondo, T. Ishigure, and Y. Koike, “Train Communication System using Graded-Index Leaky Plastic Optical Fiber,” 2004 IEEE International Conference on Industrial Technology, (IEEE ICIT 2004), (Tunisia), December, 2004.
  11. T. Ishigure, H. Endo, K. Ohdoko, and Y. Koike, “High-Bandwidth Plastic Optical Fiber with W-Refractive Index Profile,” 2004 IEEE International Conference on Industrial Technology, (IEEE ICIT 2004), (Tunisia), December, 2004.
  12. Y. Koike and T. Ishigure, “Novel Photonics polymer for Broadband IT,” 2004 IEEE International Conference on Industrial Technology, (IEEE ICIT 2004), (Tunisia), December, 2004.
  13. A. Tagaya, H. Ohkita, and Y. Koike, “Nano Crystal-Doped Zero-Birefringence Optical Polymers for Liquid Crystal Displays,” The 11th International Display Workshops, (IDW’04), (Niigata, Japan), December, 2004.
  14. Y. Koike, “High-Speed and High-Quality Photonics Polymer Devices for Broadband Society,” International Conference on Organic Photonics and Electronics 2005 & The 8th International Conference on Organic Nonlinear Optics, (ICPOE 2005 & ICONO’8), (Matsushima, Japan), March, 2005.

・ 一般発表

  1. N. Ohtsu, T. Ishigure, and Y. Koike, “Broadband Application at GigaHouse Town Project in Japan,” The 3rd Asia Broadband Summit during Krnet 2004, (Seoul, Korea), June, 2004.
  2. K. Ishibashi, H. Ohkita, D. Tsurumoto, A. Tagaya, and Y. Koike, “Zero-Birefringence Optical Polymer in Elastic Deformation,” International Union of Pure and Applied Chemistry, (IUPAC) 40th International Symposium on Macromolecules, World Polymer Congress, Macro 2004, (Paris, France), July, 2004.
  3. A. Kondo, T. Ishigure, and Y. Koike, “Low-loss and High-bandwidth PMMA-d8 based GI-POF,” International Union of Pure and Applied Chemistry, (IUPAC) 40th International Symposium on Macromolecules, World Polymer Congress, Macro 2004, (Paris, France), July, 2004.
  4. F. Mikes, I. Teraoka, Y. Koike, and Y. Okamoto, “Molecular Characterization of A Amorphous Perfluoropolymer: Poly (perfluoro-2-methylene-4-methyl-1,3-dioxolane),” The 228th ACS National Meeting, (Philadelphia, USA), August, 2004.
  5. Y. Yang, Y. Koike, and Y. Okamoto, “Partially Fluorinated Amorphous Ring Containing Polymers,” The 228th ACS National Meeting, (Philadelphia, USA), August, 2004.
  6. W. Liu, Y. Koike, and Y. Okamoto, “Synthesis and Characterization of Poly (perfluoro-2-methylene-1,3-dioxolanes),” The 228th ACS National Meeting, (Philadelphia, USA), August, 2004.
  7. S. Kondo, T. Ishigure, and Y. Koike, “Fabrication of Polymer Photonic Crystal Fiber,” 10th Microoptics Conference, (MOC’04), (Jena, Germany), September, 2004.
  8. K. Makino, T. Ishigure, and Y. Koike, “Analysis of GI POF Link Performance Under Fibre Bending Based on Link Power Penalty,” 13th International Plastic Optical Fibres Conference 2004, (POF 2004), (Nurnberg, Germany), September, 2004.
  9. N. Ohtsu, K. Uehara, T. Ishigure, and Y. Koike, “Construct of The Full GI-POF Network of The Hospital,” 13th International Plastic Optical Fibres Conference 2004, (POF 2004), (Nurnberg, Germany), September, 2004.
  10. T. Nakamura, T. Ishigure, and Y. Koike, “Formation Mechanism of Refractive Index Profile in The Interfacial-Gel Polymerization Process and Optimum Index Profiling of The GI POF,” 13th International Plastic Optical Fibres Conference 2004, (POF 2004), (Nurnberg, Germany), September, 2004.
  11. A. Kondo, T. Ishigure, and Y. Koike, “Low-Loss and High-Bandwidth Perdeuterated PMMA Based Graded-Index Polymer Optical Fibre,” 13th International Plastic Optical Fibres Conference 2004, (POF 2004), (Nurnberg, Germany), September, 2004.
  12. K. Ohdoko, T. Ishigure, and Y. Koike, “Propagating Mode Analysis and Design of Waveguide Parameters of GI POF for Very Short-Reach Network Use,” 13th International Plastic Optical Fibres Conference 2004, (POF 2004), (Nurnberg, Germany), September, 2004.
  13. K. Uehara, N. Ohtsu, T. Ishigure, Y. Matsumoto, J. Mizusawa, and Y. Koike “High Efficiency Condenser for A Plastic Optical Fibre Communication,” 13th International Plastic Optical Fibres Conference 2004, (POF 2004), (Nurnberg, Germany), September, 2004.
  14. A. Tagaya, H. Ohkita, Y. Koike, “Nano Birefringent Crystal-Doped Zero-Birefringence Optical Polymers for Liquid Crystal Displays,” The 3rd International Symposium on Nanotechnology, Japan Nano 2005, (Tokyo, Japan), February, 2005.
  15. Y. Aruga, K. Ohdoko, T. Ishigure, Y. Koike, “Propagating Mode Analysis in a Graded Index Polymer Optical Fiber,” International Conference on Organic Photonics and Electronics 2005 & The 8th International Conference on Organic Nonlinear Optics, (ICPOE 2005 & ICONO’8), (Matsushima, Japan), March, 2005.
  16. K. Takahashi, T. Ishigure, Y. Koike, “W-Shaped Polymer Optical Fiber,” International Conference on Organic Photonics and Electronics 2005 & The 8th International Conference on Organic Nonlinear Optics, (ICPOE 2005 & ICONO’8), (Matsushima, Japan), March, 2005.

国内学会発表

・ 招待講演

  1. 「ITのためのフォトニクスポリマー」、小池康博、第6回財団法人科学技術戦略推進機構JCIIシンポジウム、(2004年6月、東京)
  2. 「Face-to-Faceコミュニケーションを可能とするブロードバンド社会の実現に向けて」、小池康博、社団法人企業研究会、第20期「経営者能力開発プログラム」、(2004年7月、神奈川)
  3. 「私にとってのファンダメンタルズ」、小池康博、社団法人高分子学会関東支部主催、若手社員のための高分子基礎講座、(2004年10月、神奈川)
  4. 「多重散乱制御による新規フォトニクスポリマーデバイス」、小池康博、第16回散乱研究会、(2004年11月、東京)
  5. 「高画質ディスプレイのためのフォトニクスポリマー」、小池康博、電気学会東京支部山梨支所講演会、(2004年11月、山梨)
  6. 「Fiber to the Display のためのフォトニクスポリマー」、小池康博、近畿化学協会機能性色素部会・エレクトロニクス部会合同講演会「光記録・光通信材料の最新動向」、(2004年12月、東京)
  7. 「ITのためのフォトニクスポリマー」、小池康博、多加谷明広、社団法人高分子学会、プラスチックフィルム研究会主催、第35回プラスチックフィルム研究会講座、(2004年12月、東京)
  8. 「高速光通信と光ファイバー」、小池康博、お茶の水女子大学ライフワールド・ウォッチセンター「化学・生物総合管理の再教育口座」社会技術革新学概論1、(2004年12月、東京)
  9. 「Fiber to the Display のためのフォトニクスポリマー」、小池康博、東海大学IULA主催「特別講義」、(2004年12月、静岡)
  10. 「情報通信分野におけるフォトニクスポリマーの役割」、小池康博、社団法人高分子学会東海支部「東海シンポジウム」(2005年1月、名古屋)
  11. 「ゼロ複屈折性光学フィルム」、小池康博、社団法人高分子学会2004年度印刷・情報記録・表示研究講座、(2005年2月、東京)
  12. 12. 「プラスチック材料への屈折率分布形成とブロードバンドプラスチック光ファイバへの応用」、石榑崇明、近藤篤志、小池康博、社団法人日本レオロジー学会 高分子加工技術研究会、第57回例会、(2005年3月、東京)
  13. 13. 「高速光伝送・高画質ディスプレイのためのフォトニクスポリマー」、小池康博、多加谷明広、社団法人日本化学会第85春季年会、(2005年3月、横浜)

・ 一般発表

  1. 「ナノ粒子添加フォトニクスポリマーの合成とその光学特性」、佐野和則、大喜田尚紀、多加谷明広、小池康博、第53回(2004年)高分子学会年次大会、(平成16年5月、神戸)
  2. 「新規ゼロ複屈折性光学ポリマーの合成」、石橋香代子、鶴本大作、大喜田尚紀、多加谷明広、小池康博、第53回(2004年)高分子学会年次大会、(平成16年5月、神戸)
  3. 「光学異方性粒子添加フォトニクスポリマーの散乱解析」、川口 直輝、奥村高充、多加谷明広、小池康博、第53回(2004年)高分子学会年次大会、(平成16年5月、神戸)
  4. 「累進屈折力GRINレンズの屈折率分布最適化」、池部優佳、石榑崇明、小池康博、第53回(2004年)高分子学会年次大会、(平成16年5月、神戸)
  5. 「GI型ポリマー光ファイバーの伝搬モード解析と最適導波路設計」、大床国広、 石榑崇明、 小池康博、第53回(2004年)高分子学会年次大会、(平成16年5月、神戸)
  6. 「GI型ポリマー光ファイバーにおける屈折率分布の形成機構解析と最適化」、中村卓弘、 石榑崇明、 小池康博、第53回(2004年)高分子学会年次大会、(平成16年5月、神戸)
  7. 「ポリマーフォトニック結晶ファイバー」、近藤重邦、石榑崇明、小池康博、第53回(2004年)高分子学会年次大会、(平成16年5月、神戸)
  8. 「複屈折性結晶ドープによる光学ポリマーの複屈折消去」、大喜田尚紀、多加谷明広、小池康博、プラスチック成形加工学会第15回年次大会学術講演会、(平成16年6月、東京)
  9. 「ギガハウスタウンプロジェクトにおけるDVTSの応用」、大津信弘、石榑崇明、小池康博、Networld+Interop 2004 Tokyo、(平成16年6月、千葉)
  10. 「ゼロ複屈折性光学ポリマーの光学特性解析」、田中良、石橋香代子、大喜田尚紀、多加谷明広、小池康博、第53回高分子討論会、(平成16年9月、札幌)
  11. 「ナノサイズ結晶添加によるゼロ複屈折性光学ポリマーの合成」、山崎啓太、 大喜田尚紀、 多加谷明広、小池康博、第53回高分子討論会、(平成16年9月、札幌)
  12. 「W-shaped POFの屈折率分布制御とその低分散化」、高橋慶太、石榑崇明、遠藤英樹、小池康博、第53回高分子討論会、(平成16年9月、札幌)
  13. 「GI型ポリマー光ファイバーの高速伝送特性および曲げ特性」、牧野健志、石榑崇明、小池康博、電子情報通信学会2004年ソサイエティ大会、(平成16年9月、徳島市)
  14. 「GI型ポリマー光ファイバーの伝搬モード解析」、有賀祐太、大床国広、石榑崇明、小池康博、電子情報通信学会2004年ソサイエティ大会、(平成16年9月、徳島市)
  15. 「W-屈折率分布型ポリマー光ファイバー」、高橋慶太、遠藤英樹、石榑崇明、小池康博、電子情報通信学会2004年ソサイエティ大会、(平成16年9月、徳島市)
  16. 「ポリマーフォトニック結晶ファイバーの作製」、近藤重邦、石榑崇明、小池康博、電子情報通信学会2004年ソサイエティ大会、(平成16年9月、徳島市)
  17. 「光学異方性粒子添加フォトニクスポリマーの作製と多重散乱解析」、川口直輝、佐藤新、多加谷明広、小池康博、富士裾野21世紀フォーラム、(平成17年1月、静岡)
  18. 「光トランシーバ用高効率集光器の試作」、上原桂二、大津信弘、松本佳宣、石榑崇明、小池康博、2005年電子情報通信学会総合大会、(平成17年3月、豊中市)
  19. 「PVDF クラッドGI 型POF の伝搬モード解析」、有賀祐太、大床国広、石榑崇明、小池康博、2005年電子情報通信学会総合大会、(平成17年3月、豊中市)
  20. 「全フッ素化GI 型POF の低分散化」、海老原裕貴、石榑崇明、小池康博、2005年電子情報通信学会総合大会、(平成17年3月、豊中市)
  21. 「W-屈折率分布型ポリマー光ファイバーの分散特性」、高橋慶太、大床国広、中村卓弘、石榑崇明、小池康博、2005年電子情報通信学会総合大会、(平成17年3月、豊中市)
  22. 「光散乱ポリマー導光体による画像情報の消去」、伊藤慎、多加谷明広、小池康博、社団法人応用物理学会、2005年春季第52回応用物理学関係連合講演会、(平成17年3月、さいたま市)
  23. 「全フッ素化GI型ポリマー光ファイバーの低分散化」、海老原裕貴、石榑崇明、小池康博、社団法人応用物理学会、2005年春季第52回応用物理学関係連合講演会、(平成17年3月、さいたま市)
  24. 「W-屈折率分布型ポリマー光ファイバーの分散特性」、高橋慶太、大床国広、中村卓弘、石榑崇明、小池康博、社団法人応用物理学会、2005年春季第52回応用物理学関係連合講演会、(平成17年3月、さいたま市)
  25. 「PVDFクラッドGI-POFの伝搬モード解析」、有賀祐太、大床国広、石榑崇明、小池康博、社団法人応用物理学会、2005年春季第52回応用物理学関係連合講演会、(平成17年3月、さいたま市)

学位論文

  • 大喜田尚紀:「ゼロ複屈折性光学ポリマーの合成とポリマーにおける複屈折発現機構の解析」

修士論文

  • 池部優佳:「累進屈折力GRINポリマーレンズ」
  • 石橋香代子:「光学ポリマーにおける光弾性発現原理の解明およびその消去法」
  • 大床国広:「GI型ポリマー光ファイバーの伝搬モード解析と最適導波路設計」
  • 川口直輝:「光学異方性粒子添加フォトニクスポリマーの散乱解析」
  • 近藤重邦:「ポリマーフォトニック結晶ファイバー」
  • 佐野和則:「ナノ粒子添加光学ポリマーの提案とその光学特性解析」
  • 中村卓弘:「界面ゲル重合法によるGI-POFの屈折率分布形成機構解析と最適屈折率分布形成」

卒業論文

  • 浅井 誠:「溶融押出法によるGI型POFの屈折率分布形成機構解析」
  • 大津隆之:「新規大型光散乱ポリマー導光体の提案」
  • 佐藤 新:「異方性粒子添加フォトニクスポリマーの散乱特性解析」
  • 高沢洋樹:「累進屈折力GRINレンズのPower分布制御法の最適化」
  • 中間健勇:「複屈折性結晶ドープ法によるゼロ複屈折性光学ポリマーの合成」
  • 原田知明:「ゼロ光弾性・ゼロ配向複屈折性光学ポリマー」
  • 廣瀬竜馬:「溶融押出法によるGI型ポリマー光ファイバの作製と屈折率分布制御」

卒業生の主な進路

大学院、科学技術振興機構ERATO、 株式会社 エヌ・ティ・ティ・ドコモ、日本アイ・ビー・エム株式会社、大和証券エスエムビーシー株式会社、株式会社野村総合研究所、日本電信電話株式会社、キヤノン株式会社、三井物産株式会社、東京海上日動火災保険株式会社等

受賞

2004年度高柳記念奨励賞「超高速プラスチック光ファイバーの開発と実用化の業績」


Dept. Applied Physics and Physico-Informatics