2005年度 二瓶研究室

構成

専任講師

二瓶栄輔

修士2年生

平島かおる 工藤朝子 佐伯康佑 古川三洋

修士1年生

伊藤将史 江積匡彦 佐藤新平 下村和也

学部4年生

大元純一 桝井悠子 水嶋知佳

研究成果

○導電性高分子の新たな合成法:

これまでに報告されていない新たな方法で導電性高分子を作製することに成功した。またその反応機構を予測し、さらに得られた導電性高分子を薄膜化することに成功し、その物性を評価した。

○新規屈折率分布測定法:
屈折率分布型光学材料は、屈折率に関する自由度が増えるため、これまでの光学素子にはない特性を付与できる。しかし屈折率の分布を高精度に測定することは容易ではない。そこで本研究では簡易な装置系と光線追跡を応用したプログラムを組み合わせることにより、屈折率分布型ポリマー光ファイバーの屈折率分布を高速、高精度に測定する装置系を構築することに成功した。

○有機EL素子の作製とその評価:
有機ELは、次世代のディスプレー素子として注目されている。本研究室では3重結合を有するポリフェニレンエチニレン系高分子を用いた高分子有機EL素子を実現した。得られた有機ELは偏光特性を付与することに成功し、液晶用バックライトとして期待できる。

○超臨界二酸化炭素を用いた導電性高分子の作製と評価:
超臨界二酸化炭素を溶媒とする新規な重合方法で、環境負荷の少ない導電性高分子合成法を実現することに成功した。得られた高分子の物性を評価し、これを有機EL素子の材料として用い、発光を確認した。

発表論文・学会発表など

口頭発表

木村伸彦、下村和也、二瓶栄輔、朝倉浩一
「自発的フロンタル重合法を用いたGRINレンズの特性改善」
第52回春季応用物理学関係連合講演会

ポスター発表

木村伸彦、二瓶栄輔ら
「自発的フロンタル重合を用いた屈折率分布型レンズの作製」
第13回「非線形反応と協同現象」研究会

 

学位論文

修士論文

平島かおる: 導電性高分子材料の新たな合成法
工藤朝子 : 屈折率分布測定系の構築
佐伯康佑 : ポリアフキルフェニレンエチニレンの合成およびその発光特性
古川三洋 : 超臨界CO2を用いた高分子有機EL材料の開発

卒業論文

大元純一 : 自発的フロンタル重合法による屈折率分布型曲がり導波路の作製
桝井悠子 : 有機偏光EL素子の作製
水嶋知佳 : インクジェット法による薄膜成型と有機EL素子への応用

進路

住友電気工業㈱
トヨタ自動車㈱
大日本印刷㈱
キヤノン㈱
慶應義塾大学大学院理工学研究科基礎理工学専攻 3名

助成

なし


Dept. Applied Physics and Physico-Informatics